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ストリップショー strip show

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ストリップショー
strip show

ストリップティーズ strip teaseともいう。ストリップティーザー (ストリッパー) と呼ばれる女性が,衣服を次第に脱いで,最後に裸体を見せる見せ物。その発生は古いが,ショーとして独立したのは 1930年代のアメリカで,バーレスクの一部が発展したもの。ブロードウェーのレビューとして定着させたジプシー・ローズリーが有名。日本では 1947年頃に「額縁ショー」と称して,額縁の向うに静止した裸体を見せたのが始りである。

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百科事典マイペディアの解説

ストリップショー

英語ではストリップティーズstriptease。踊子が音楽に合わせながら衣装を次々に脱ぎ捨てる見世物。19世紀に英国のミュージック・ホールから始まったとされる。
→関連項目軽演劇

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世界大百科事典 第2版の解説

ストリップショー

女性が踊りながら着ているものを一枚ずつ脱いでいくショーのこと。英語ではストリップティーズstripteaseといい,ストリップ(脱ぐ)とティーズ(じらす)を演じながら観客を楽しませる。聖書には7枚のベールで踊ったというサロメの話があり,日本でも《古事記》に天照(あまてらす)大神が天岩屋戸にかくれたとき,天宇受売(あめのうずめ)命が〈胸乳(むなち)を掛き出で,裳緒(もひも)をほとに忍(お)し垂れ〉て踊ったとある。

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大辞林 第三版の解説

ストリップショー【strip show】

女性の踊り子が、音楽に合わせて踊りながら、衣装を一枚ずつ脱ぎ捨ててゆき裸になる見せ物。ストリップ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ストリップショー
すとりっぷしょー
strip show

ストリップティーズstrip teaseとも、略してストリップともいう。踊り子が音楽にあわせて衣類を脱いでゆく見せ物で、初めから裸体のヌードショーも含めていうことがある。19世紀後半から盛んになったアメリカのミュージック・ホールのバーレスク(笑劇)から始まったとされるが、1893年から翌年にかけパリのミュージック・ホールで踊り子がヌードになったのが始まりという説もある。第一次世界大戦後1920年ごろからアメリカ・バーレスクの主要な出し物となり、第二次大戦前後から世界に広がった。日本では天鈿女命(あめのうずめのみこと)の天の岩戸前の踊りや女歌舞伎(かぶき)に淵源(えんげん)を求めることもできるが、一般には1947年(昭和22)1月に東京・新宿の帝都座五階劇場で、秦豊吉(はたとよきち)が企画・演出した額縁ショー「ヴィーナスの誕生」が第1号とされる。泰西名画に見立てた半裸のモデルが、舞台に立てた額縁に収まる趣向で、観客が詰めかけた。ただし、このショーのモデルが静止したままであり、本来の意味のストリップは、同年5月渋谷の東横百貨店四階劇場の『東京フォーリーズ』公演で、踊り子がブラジャーをとったのが最初だともいう。このあと、たけのこダンス、裸ショーといった形で各地に広がり、一時は盛り場に専門劇場が軒を並べ、スパンコール、バタフライなどの用語を一般化させ、第二次大戦後の世相を象徴する大衆娯楽となった。観客のより強い刺激要求から、50年代風呂桶(ふろおけ)ショー、特出し、60年代全スト、レズ、70年代SM、マナ板ショーとエスカレートし、当局の絶え間ない取締り対象である反面、踊りを見せる正統派ストリップは衰退の一途をたどっている。[森脇逸男]

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世界大百科事典内のストリップショーの言及

【活人画】より

…明治初年,まず名画を模したものが紹介され,中期の欧化主義時代から流行,初めは外国人の手によったが,1903年教育家下田歌子が実践女学校創立のため開催した水交社(海軍将校の社交団体)の園遊会で余興に試みてから,女学校や小学校の学芸会などに流行した。また1948年,第2次世界大戦後の東京の帝都座などに,〈額縁ショー〉と称する裸体活人画が生まれて一時流行し,のちのストリップショーの先駆となった。歌舞伎のだんまりの中の見得(みえ)や幕切れの絵面(えめん)の見得,ゴーゴリの風刺喜劇《検察官》の突然の静止による最終場面なども広義の活人画といえよう。…

【軽演劇】より

…そんな中で,ひととき人気を集めたのは,空気座による,田村泰次郎原作・小崎政房脚色の《肉体の門》で,47年に東京だけで4ヵ月続演した。しかし,これとても軽演劇がうけたというよりは,当時のストリップショー全盛時代の世相の反映であった。
[テレビ以降の軽演劇]
 本格的な民間放送時代に入った51年から,軽演劇の役者や作家の多くはラジオへ移行し,彼らの芸は家庭向きの〈良識〉的表現にまとめられていった。…

※「ストリップショー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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