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ストロンボリ式噴火 ストロンボリしきふんかStrombolian eruption

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ストロンボリ式噴火
ストロンボリしきふんか
Strombolian eruption

ガスに富む比較的粘性の低い玄武岩質マグマが噴出される際に,間欠的に爆発を繰り返し,火口からはマグマの破片や火山弾などを吹き上げる噴火形式。火山灰はほとんど伴わない。また火口周辺にはスコリア丘(岩滓丘)が形成されることがある。この名称のもとになったイタリアのストロンボリ火山(→エオリエ諸島ストロンボリ島)ではこの噴火形式が典型的で,夜間でも遠くからよい目印になるので「地中海の灯台」と呼ばれる。日本では 1986年,伊豆諸島の大島の噴火で観測された。(→ブルカノ式噴火

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デジタル大辞泉の解説

ストロンボリしき‐ふんか〔‐フンクワ〕【ストロンボリ式噴火】

粘性の低い玄武岩質マグマによる比較的小規模の爆発。赤熱した溶岩片や火山弾を火口から周期的に放出する。ストロンボリ火山・三原山の噴火はこの例。

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百科事典マイペディアの解説

ストロンボリ式噴火【ストロンボリしきふんか】

火山の噴火形式の一つ。比較的小規模の爆発で半固結状の溶岩片が繰り返し規則的に放出される。マグマが下から遊離上昇してくるガスの圧力でふくれ上がり,破裂して溶岩を吹き上げるもの。
→関連項目噴火

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ストロンボリ式噴火
すとろんぼりしきふんか

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世界大百科事典内のストロンボリ式噴火の言及

【ストロンボリ[島]】より

…その噴火は紀元前から知られており,〈地中海の灯台〉といわれている。ストロンボリ式噴火とは,マグマ中のガスが周期的に火口からぬけ出る際,赤熱岩塊,溶岩片,火山弾などを火口から数分~数十分の間隔で放出する様式であり,流動性の高い玄武岩質のマグマの活動にともなう。一般にこの様式の噴火はそれほど激しいものではない。…

【噴火】より

…その代表的な例をのべる。通常の爆発的噴火としてはストロンボリ式噴火,ブルカノ式噴火,プリニー式噴火があり,この順に噴火の強度と規模が大きくなる。ストロンボリ式噴火は地中海のストロンボリ火山で過去2000年以上特徴的に見られる様式の噴火で,玄武岩質のマグマが数秒~数十分の間隔で規則正しく火口から投げ出され,弾道を描いて火口周辺に落下することを繰り返す。…

※「ストロンボリ式噴火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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