スリープ
すりーぷ
sleep
パソコンにおいて、作業中のデータをすべてRAM(ラム)に保存したまま電源の一部を切る、各種オペレーティングシステム(OS)がもつ省電力待機機能。サスペンド、スタンバイともいう。スリープ前の状態がすべて保持され、短時間で作業復帰が可能となる。ただし、スリープ中に電源が断たれると保持されていた状態やデータがすべて失われる。Windows(ウィンドウズ)では、これとほぼ同様の機能をWindows XPでは「スタンバイ」、Vista(ビスタ)以降は「スリープ」と呼称している。
これと似た「休止状態」は作業中のRAM内のデータをすべて固定ディスク(ハードディスクまたはSSD)に保存し、RAMやCPU(中央処理装置)への電源供給を遮断して停止する。作業復帰の際は、固定ディスクからデータが再度RAMへ書き戻されるため、スリープよりも時間がかかる。また、Windows Vista以降は「ハイブリッドスリープ」というモードもあり、スリープ動作と同時に固定ディスクへの書き込み動作も行う。これにより、コンセントが外れたり、ノートPCの場合にバッテリーが消耗しきったりした場合でも作業中のデータは保存される。
[編集部]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
スリープ
パソコンやデジタルカメラのスイッチを入れ、起動してはいるもののしばらく使用しないでいるとき、節電のために電力供給をほとんど止めて“冬眠”状態にすることを言う。現在のデジタルカメラには、一定時間操作をしていないと、自動的にスリープする機能が付いているものが多い。スリープに移るまでの時間は任意に設定することもできる。
出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報
スリープ
ゲームソフト、アニメ「ポケットモンスター」シリーズに登場するキャラクター。さいみんポケモン、「エスパー」タイプ、高さ1.0m、重さ32.4kg。特性は「ふみん」「よちむ」、かくれ特性は「せいしんりょく」。後に「スリーパー」に進化する。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
スリープ(sleep)
1 眠ること。眠り。睡眠。
2 一定時間、ユーザーによる入力が無かった場合にコンピューターの消費電力を抑える機能。ディスプレーの輝度を下げたり、ハードディスクの回転を停止させたりする。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
スリープ
パソコンをスタンバイモードに切り替えることです。
⇨スタンバイ
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報
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