ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セティ」の意味・わかりやすい解説
セティ
Search for Extra-Terrestrial Intelligence; SETI
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
生没年不詳。古代エジプト第19王朝の2代目の王(在位前1308ころ~前1294ころ)。セトスSethosと表記されることもある。第18王朝の最後の王ホルエンヘブの治世に、セト神に奉仕する祭司として枢要な役割をもっていた彼は、父のラムセス1世が第19王朝を開くとともに共治の王子として指名された。1年半の短い治世でラムセス1世が死去したので即位し、セティ1世となった。この王名は「セト神の従者」を意味する。もともとセト神には善なるオシリス神を滅ぼしたものという神話があり、その結果、砂漠(不毛)の神とみなされていたが、第19王朝ではこの神は新たな性格をもち、オアシス(生産)の神となった。セティ1世はパレスチナにエジプトの威信を確立し、北方のヒッタイトと平和条約を結んだ。テーベの彼の墓は、岩盤の中に100メートル以上の長さにわたって掘られたもので、多くの通廊と室、その壁面と天井を飾る信仰と天文の絵は、建築と絵画の豪華さをいまもとどめている。
[酒井傳六]
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新