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タウシッグ Taussig, Frank William

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タウシッグ
Taussig, Frank William

[生]1859.12.28. セントルイス
[没]1940.11.11. マサチューセッツ,ケンブリッジ
アメリカの経済学者。ハーバード大学で学位を得,ベルリンで学んだ後ミズーリ,コーネル両大学教授を経て 1892年ハーバード大学教授,1935年同大学名誉教授。その間同大学の経済学の機関紙"Quarterly Journal of Economics"の編集にあたり,また同大学院経営学コースの創設に貢献した。 1904~05年アメリカ経済学会会長,17~18年関税委員会初代会長。古典学派と限界効用学説との総合をはかり,J.S.ミルから経済学の基本を習得,ミルの背後にある D.リカードによりどころを求めている。限界革命以後の分析手法を加味しつつも限界効用学説にあまり賛意を示さず,賃金を労働の割引された限界生産力とみて,リカード的分析手法で基本問題の解明に努めたほか,関税問題,国際貿易についても貢献があった。主著『賃金と資本』 Wages and Capital (1896) ,『経済学原理』 Principles of Economics (2巻,1911) ,『国際貿易』 International Trade (27) 。

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デジタル大辞泉の解説

タウシッグ(Frank William Taussig)

[1859~1940]米国の経済学者。ハーバード大学教授。正統学派を継承し、国際貿易や関税に関する研究に多くの業績を残した。著「合衆国関税史」「経済学原理」など。

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大辞林 第三版の解説

タウシッグ【Frank William Taussig】

1859~1940) アメリカの経済学者。国際貿易・関税の研究で業績を挙げた。著「アメリカ関税史」「経済学原理」など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タウシッグ
たうしっぐ
Frank William Taussig
(1859―1940)

アメリカの経済学者。ワシントン大学、ハーバード大学で学んだのち、ヨーロッパに留学。帰国後ハーバード大学で教壇に立ち、経済学講師、准教授を経て1892年教授に就任、1935年までその地位にあって、優れた教師として後進に多くの影響を与えた。その間、ハーバード大学の機関誌の編集にも従事し、またアメリカ経済学会会長や政府の関税委員会委員長に就任したこともある。彼の研究分野は、経済理論、貿易、関税、貨幣、租税問題など広い領域にわたっており、理論家としてはD・リカードやベーム・バベルクなどの影響を受け、『賃金と資本』Wages and Capital(1896)という著作もあるが、もっとも著名な業績は、実証的な研究と理論的な研究を総合した貿易や関税に関する研究であった。主要な著作には、前記のほかに『アメリカ関税史』Tariff History of the United States(1888)、『経済学原理』Principles of Economics(1911)、『国際貿易論』International Trade(1927)などがある。[志田 明]

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367日誕生日大事典の解説

タウシッグ

生年月日:1859年12月28日
アメリカの経済学者
1940年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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