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ダイアピル diapir

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岩石学辞典の解説

ダイアピル

周囲の岩石と比重の差のある流動性の岩体の塊が浮力で垂直に移動して,その上部の地層などに貫入して形成された構造.この例には岩塩が浮力でダイアピルとして上昇し,その周囲にドーム状の構造を作ることが知られている.同様に花崗岩などの深成岩体がダイアピル状に上昇してダイアピル・プルトンを形成する.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

ダイアピル【diapir】

地下で,流動しやすい岩石や地層がその上方にある流動しにくい岩石や地層を押し上げながらその中へ塑性的にしぼりだされるように貫入して形成される円頂丘状の地質構造で,このような現象をダイアピリズムdiapirismという。岩塩ドームの例が最も有名である。岩塩ドームの形成が浮力に基づくものであることを初めて指摘したのは,スウェーデンの化学者S.A.アレニウスであった。地下のある深さ以上のところでは,砕屑岩の密度は岩塩の密度より大きくなることがある。

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