ダスター(その他表記)duster

翻訳|duster

デジタル大辞泉 「ダスター」の意味・読み・例文・類語

ダスター(duster)

ちりほこりを払う道具はたきぞうきんなど。
ダスターコート」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「ダスター」の意味・読み・例文・類語

ダスター

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] duster )
  2. ちりやほこりを払う道具。はたき、ぞうきんなど。〔万国新語大辞典(1935)〕
  3. ダスターコート」の略。
    1. [初出の実例]「真白いダスターに黒いタイツを穿いている」(出典:太陽の季節(1955)〈石原慎太郎〉)

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改訂新版 世界大百科事典 「ダスター」の意味・わかりやすい解説

ダスター
duster

散粉機のことで,送風機の送風によって粉剤農薬を散布する防除機である。ダスターはアメリカで発達した機械であるが,日本へは第2次大戦後導入され,広く使われるようになった。ハンドルを手で回して送風ファンを回転させる人力散粉機と,エンジンあるいはトラクター動力取出軸(PTO軸)の動力で駆動する動力散粉機がある。主要部の構造は,粉剤タンク,かくはん装置,粉送り装置,送風機,噴頭などからなっており,タンクの粉剤をほぐしながら粉送りを円滑にし,送風機からの風に乗せて均一に散布できるようになっている。動力散粉機には種々の型式・大きさのものがあるが,日本では背負式動力散粉機が最も多く使われている。背負式ではタンク容量6~9kg,1日当りの作業面積は2~8ha程度である。また動力散粉機の送風管出口に小穴の開いた長さ10~40mのビニルホースを取り付け(パイプダスターと呼ばれる),終端を他の作業者が手で持って平行歩行すれば,作業幅を広くとれ能率が高く,畦畔(けいはん)からの作業が可能である。
農業機械
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食器・調理器具がわかる辞典 「ダスター」の解説

ダスター【duster】

ちりやほこりを払うもの。ぞうきん・はたき・台ふきんの類。

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