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ダビチョ Oskar Davićo

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世界大百科事典 第2版の解説

ダビチョ【Oskar Davićo】

1909‐1989
ユーゴスラビアの詩人,小説家。セルビアの生れ。中学校の教師をしながら共産党の党活動をし,幾度も逮捕,投獄される。第2次大戦中,追放地のイタリアを脱してパルチザン軍に投ず。戦後は記者をへて作家に転じた。初め超現実主義的な詩集《足跡》(1928)などで詩的言語を大胆に用いたが,しだいに社会主義的な傾向をおびる。小説《詩》(1952)では,ナチス占領下のベオグラードに住む非合法活動家たちを描いて〈歴史の必然〉を問い,話題を呼んだ。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダビチョ
だびちょ
Oskar Davio
(1909―1990)

セルビアの詩人、小説家。ベオグラード大学卒業。シュルレアリスムの詩人として出発し、左翼運動により5年の獄中生活を体験する。第二次世界大戦後、創作領域を広げ、小説、ルポルタージュ、旅行記、映画シナリオなどを手がける。長編小説『詩』(1950)、『コンクリートと土蛍(つちぼたる)』(1956)、『無限という名の勤労』(1958)などは「愛と死」をテーマとし、独特のピッチの急テンポの文体に特色がある。[栗原成郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のダビチョの言及

【ユーゴスラビア】より

…またナゾルとコバチッチIvan Goran Kovačić(1913-43)はパルチザン戦争に身を投じて自己改革を行ったユニークな詩人である。戦前のベオグラードでは,詩人ツルニャンスキダビチョらが表現主義から超現実主義風の作品を発表する一方,ヌシッチは風刺で現実を笑殺した。
[第2次大戦後の文学]
第2次大戦後の社会主義期には,マケドニア語が詩人コネスキらの努力で文語として確立し,K.ミラディノフやラツィンKočo Racin(1908-43)の伝統を継いで,ヤネフスキSlavko Janevski(1920- ),ウロシェビッチVlada Urošević(1934- )らが輩出し,詩壇に新風を吹き込んだ。…

※「ダビチョ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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