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チェリーニ チェリーニCellini, Benvenuto

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チェリーニ
Cellini, Benvenuto

[生]1500.11.3. フィレンツェ
[没]1571.2.13. フィレンツェ
イタリア・マニエリスム(→マニエリスム)の代表的な彫刻家,金工家。父は建築家兼楽器製造家。15歳で金工家アンドレア・ディ・サンド・マルコーネに弟子入り。1519年ローマに出て古代彫刻を研究,またミケランジェロの影響を受ける。1540年までローマを中心に活動し,その間フィレンツェ,ベネチア,ナポリを転々とする。この期の作品は肖像メダル,コイン,宝石細工など。1540~45年フランソア1世の招きでフランスに滞在し,有名な『フランソア1世の塩入れ』(1540~43,ウィーン美術史美術館),『フォンテンブローのニンフ』(1543~44,ルーブル美術館)を制作した。1545年フィレンツェに帰り『コジモ1世の肖像』(1545~47,バルジェロ国立美術館),『ペルセウス』(1545~54,フィレンツェ,ロッジア・デイ・ランツィ),『キリストの磔刑像』(1562,エスコリアル聖堂)などを制作。波乱に富んだ生涯を記した『自叙伝』は特に有名で,芸術創造の過程とあわせて 1527年のローマの略奪に続く何年かの苦悩するイタリアの内情をも伝えている。

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百科事典マイペディアの解説

チェリーニ

イタリアの彫刻家,金工家。フィレンツェに生まれ,同地に大工房を構えてコジモ・デ・メディチのために彫刻や金工に従事した。フランスのフランソア1世の宮廷やボローニャシエナでも活躍。
→関連項目フレートナーメダル

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世界大百科事典 第2版の解説

チェリーニ【Benvenuto Cellini】

1500‐71
イタリア・ルネサンス期の彫刻家,金工家。フィレンツェに生まれ,金工家の工房で修業したのち,1519年ローマに移り,ここで約20年間彫刻と金工品の制作に従事した。この時期の作品として貨幣,金工および印章の作品がある。ローマ在住中,彼はライバルの金工師との決闘や公金横領の罪で投獄された。しかし,フランソア1世に救われ,王に招かれて40年フランスに渡り,43‐44年にフォンテンブロー宮殿の内部装飾のため,《ニンフ像》,神話をモティーフにした〈銀製燭台〉,フランソア1世のための黄金の〈塩壺〉(ウィーン美術史美術館蔵)などを制作した。

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