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チッソ[株] チッソ

百科事典マイペディアの解説

チッソ[株]【チッソ】

化学肥料会社。野口遵(したがう)〔1873-1944〕が1906年に電力会社の曾木電気,1908年に日本カーバイド商会を設立,同年,両者が合併して日本窒素肥料が発足。
→関連項目旭化成[株]

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世界大百科事典 第2版の解説

チッソ[株]

第2次大戦前,世界的な化学肥料コンビナートを建設した名門企業。前身は,1906年野口遵(したがう)により,電力供給を目的として鹿児島県の山村大口村に設立された曾木電気(株)。野口は余剰電力を利用してカーバイド製造をもくろみ,08年1月日本カーバイド商会を設立,熊本県に水俣工場を建設した。同年8月両社は合併し日本窒素肥料(株)(日窒と略称)と社名を改称,本社を大阪に移した。09年フランク=カロー式による石灰窒素の製造開始。

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世界大百科事典内のチッソ[株]の言及

【旭化成工業[株]】より

…本社大阪市北区,主力工場延岡市。日本窒素肥料(現,チッソ)の野口遵が1922年5月,ビスコースレーヨンの生産を行う旭絹織(株)を設立したことに始まる。また野口はイタリアのカザレー式アンモニア合成法を導入して日窒肥料(株)延岡アンモニア工場を建設,23年試運転に成功した。…

【水俣[市]】より

…中世には水俣氏の館町となり,西南戦争では山岳部で激戦があった。1908年チッソ(株)の前身であるカーバイド工場が豊かな電力,石灰石,労働力を背景に創業され,以後工業都市に変貌していった。第2次大戦後の最盛期チッソの従業員は4000をこえ,水俣市はチッソの城下町とまでいわれた。…

※「チッソ[株]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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