コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ティラノサウルス ティラノサウルス Tyrannosaurus

5件 の用語解説(ティラノサウルスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ティラノサウルス
ティラノサウルス
Tyrannosaurus

爬虫類竜盤目獣脚亜目ティラノサウルス科の恐竜。名は暴竜の意。頭は大きく,歯が剣のように発達した恐暴な肉食竜。二脚歩行で,前肢は著しく貧弱であった。体長は 13mをこえ,立ったときの高さは約 6mにも達し,体重約 8tと推定される。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ティラノサウルス(〈ラテン〉Tyrannosaurus)

竜盤目の恐竜の一。中生代白亜紀後期に北アメリカに生息。全長10~14メートル、高さ約6メートル、体重約7トン。大きな頭と鋭い歯をもち、肉食。後肢と尾は大きいが、前肢は極端に小さく、2脚歩行。暴君竜。タイラノサウルスチラノサウルス

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ティラノサウルス

チラノサウルスとも。白亜紀後期の肉食恐竜。二脚歩行で,陸生。体長約15m,体重約7tと推定される。高さ6m,頭長1m。前肢は退化し,爪(つめ)の数は二つ。広い口,鋭い歯やたくましい尾を強力な武器とした,地上最強の恐竜といわれる。
→関連項目恐竜

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

ティラノサウルス【Tyrannosaurus】

竜盤目に属する恐竜の一種。全長15メートル、体重6~8トン。大きく発達した後肢で歩き、前肢はきわめて小さい。白亜紀に出現し、草食性の恐竜を食用にしていたと考えられている。タイラノザウルス。チラノサウルス。暴君竜。T レックス。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ティラノサウルス
てぃらのさうるす
tyrannosaur
[学]Tyrannosaurus rex

北アメリカの白亜紀後期、約7500万年~6550万年前の地層から産出した肉食恐竜。分類学上は竜盤目獣脚類(亜目)テタヌラ類(下目)コエルロサウルス類Coelurosauriaティラノサウルス科Tyrannosauridaeティラノサウルス亜科Tyrannosaurinaeに属する。属名の意味は「暴君竜」で、恐竜のなかでももっとも凶暴であった。全長13メートル、体高6メートル、体重7トン。頭は1.5メートルもあり、長さ15センチメートルの鋭い歯で武装されていた。じょうぶな2本の後肢と巨大な尾をもっていたが、前肢は矮小(わいしょう)な2本指で、頑丈であるが短くて動きが限られていた。しかし1990年ごろからほぼ全身骨格が発掘されるようになり、前肢は想像されていたよりも一回り大きく、十分に餌(えさ)動物を捕まえて食べる筋力はあったと考えられるようになった。戦うときには尾が強力な武器となったと想像される。化石の骨組と、泥底に残されたくぼみ跡から考えると、休息するときは平地に腹ばいになったらしい。この恐竜の足跡が地層面に保存されている例によれば、長さ約67センチメートル、幅約76センチメートル、1歩の間隔約4メートルと計測された。歩行はかなり大股(おおまた)で、しかも速かったと思われるが、それでも時速20キロメートル程度ではなかったかといわれる。近年の研究により、子供は有毛で肢(あし)が長かったと想定されている。子供たちが草食恐竜を追い込んで、待ち伏せしていた親がとどめを刺すというように、家族で狩りを行った可能性があげられている。カナダで大小のアルバートサウルスAlbertosaurusが22体の群れで発見されたことがこの仮説のきっかけとなった。生体力学的検討では、尾を水平に保ち、体の重心を股関節(こかんせつ)よりやや前方に置き、歩行速度は時速約6.4キロメートルといわれる。ワニの骨格などとの比較から、大形で骨太のタイプが雌で、細身できゃしゃなタイプが雄であったらしい。アブミ骨の大きさと形からみると、聴覚が優れていたので、自分の発する声もそれなりの大きさであったろう。脳の研究に基づくと、遠いところからでも、鋭い嗅覚(きゅうかく)により獲物に接近し、立体視により正確な捕獲活動をしたと思われる。死肉食との説もあるが、死肉があればそれも食べ、なければ狩りをしたのであろう。肋骨(ろっこつ)断面で算定される年輪によると、寿命は最大で30歳ほど、13~17歳には成長速度が早かったらしい。[小畠郁生]
『ピーター・ローソン著、三宅真季子訳『恐竜学最前線2 カムバック「スー」』『恐竜学最前線4 ティランノサウルス・レックスの性的二型性 スー物語 第3部』(1993・学習研究社) ▽ヘザー・アメリー文、トニー・ギボンズ絵、富田京一訳『ティラノサウルス』(1994・ほるぷ出版) ▽ジョン・R・ホーナ、ドン・レッセム著、加藤珪訳『大恐竜――T・レックス新発見』(1994・二見書房) ▽佐藤哲、ネイチャー・プロ編集室構成・文『恐竜の行動とくらし1 ティラノサウルス――大型肉食恐竜はほんとうに獰猛だったのか』(1995・偕成社) ▽山崎信寿著「生体力学からのアプローチ」(NHKスペシャル取材班編『これが恐竜だ! 科学的アプローチによる新しい恐竜像』所収・1995・新潮社) ▽真鍋真監修、朝日新聞社事業本部編「恐竜博2005 恐竜から鳥への進化」(カタログ。2005・朝日新聞社) ▽小田隆作絵、真鍋真監修『ティラノサウルス』(2005・金の星社) ▽ピーター・ラーソン、クリスティン・ドナン著、冨田幸光監訳、池田比佐子訳『Sue スー――史上最大のティラノサウルス発掘』(2005・朝日新聞社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ティラノサウルスの関連キーワードアロサウルス鳥盤類竜盤類碁盤目竜盤碁盤目土壌コンプソグナツスタルボサウルス鳥盤目竜盤目

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ティラノサウルスの関連情報