ティラノサウルス(英語表記)〈ラテン〉Tyrannosaurus

デジタル大辞泉 「ティラノサウルス」の意味・読み・例文・類語

ティラノサウルス(〈ラテン〉Tyrannosaurus)

竜盤目の恐竜の一。中生代白亜紀後期に北アメリカ生息。全長10~14メートル、高さ約6メートル、体重約7トン。大きな頭と鋭い歯をもち、肉食後肢と尾は大きいが、前肢は極端に小さく、2脚歩行。暴君竜タイラノサウルスチラノサウルス
[補説]現在のところ、ティラノサウルス属に分類されるのは学名Tyrannosaurus rex一種である。Tレックスともよばれる。

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精選版 日本国語大辞典 「ティラノサウルス」の意味・読み・例文・類語

ティラノサウルス

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] Tyrannosaurus 暴君龍の意 ) 肉食恐龍の一つ。龍盤目。中世代白亜紀後期の北米にすむ。全長一五メートル、体高六メートル、体重七トン。大きな口には大きく鋭い歯が生え、巨大な尾と強い二本の後脚を持ち、立って歩いた。前脚はごく小さい。恐龍の中では最も凶暴とされる。

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百科事典マイペディア 「ティラノサウルス」の意味・わかりやすい解説

ティラノサウルス

チラノサウルスとも。白亜紀後期の肉食恐竜。二脚歩行で,陸生。体長約15m,体重約7tと推定される。高さ6m,頭長1m。前肢は退化し,爪(つめ)の数は二つ。広い口,鋭い歯やたくましい尾を強力な武器とした,地上最強の恐竜といわれる。化石米国モンタナ州ワイオミング州などから発見
→関連項目恐竜

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