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テン(貂) テン

百科事典マイペディアの解説

テン(貂)【テン】

食肉目イタチ科の哺乳(ほにゅう)類。体長47〜54cm,尾17〜23cmほど。本州,四国,九州,対馬,朝鮮半島南西部に分布。森林にすみ,よく木に登る。夜行性でネズミ,リス,小鳥,果実などを食べる。

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世界大百科事典 第2版の解説

テン【テン(貂) marten】

食肉目イタチ科テン属Martesに属する哺乳類の総称,またはそのうちの1種を指す。テン類はヨーロッパアジアアメリカに8種が分布する。イタチに似るが,体が大きく,がっしりしていて,とがった吻(ふん)と大きな耳をもつ。四肢は長い。尾には長い房毛(ふさげ)が生え,太く見える。木登りがたくみで,しばしば樹上で狩りをする。行動は敏しょうで,リスを追い枝から枝へ3.5mも飛ぶことができる。毛皮が優れ,毛皮獣として高い価値をもつ種が多い。

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世界大百科事典内のテン(貂)の言及

【毛皮】より

…毛皮用に供される動物は100種以上にのぼるが,動物の希少価値,毛皮製品の使用性に応じて,その経済的価値には大きな差異を生ずる。高級毛皮としては,ミンク,キツネ,テン,チンチラ,カラクールなどがある。ミンク,キツネなどが飼養され,またメンヨウ,ヤギ,ウサギなどの家畜が多く利用されている。…

※「テン(貂)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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