コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

テンニンカ Rhodomyrtus tomentosa (Ait.) Hassk.

2件 の用語解説(テンニンカの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

テンニンカ【Rhodomyrtus tomentosa (Ait.) Hassk.】

枝先に淡紅色の美しい花をつけるフトモモ科の常緑低木。観賞用として栽培されるが,沖縄や台湾には自生する。茎は直立し分枝する。葉は対生し,長楕円形で葉縁に鋸歯がなく,厚みがあり,縦に走る3本の葉脈が目だつ。葉,花梗,若い枝には白い綿毛が生じ,葉裏の綿毛は成熟しても残る。花は径2cmくらいで,萼片5枚,花弁5枚からなり,花弁は丸みを帯びている。おしべは多数あり,花糸は淡紅色。子房は下位,花柱は1本。開花期は夏,熱帯では周年。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

テンニンカ
てんにんか
[学]Rhodomyrtus tomentosa (Ait.) Hassk.

フトモモ科の常緑低木。若い茎、葉は白色の綿毛を密生する。葉は対生し、長楕円(だえん)形で質はやや厚い。6月ころ、茎上部の各葉腋(ようえき)に淡紅紫色で径約2センチメートルの美しい5弁花を2、3個開く。果実は液果で径1~2センチメートル、暗紫色に熟す。沖縄、および中国大陸南部、台湾、フィリピン、マレーシア、インドに広く分布する。果実は甘く芳香があり、ジャムをつくる。原産地では庭木とするほか、薪炭、杭(くい)などの用材とする。繁殖は実生(みしょう)または挿木により、5℃以上で越冬する。テンニンカ属はニューギニア、オーストラリアなどにも分布し、約20種知られているが、日本ではあまり栽培されない。[高林成年]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

テンニンカの関連キーワード桜桃額空木狐の孫山椒薔薇枝垂れ桜蒲桃豆桜鴎蘭穂躑躅チョウジ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

テンニンカの関連情報