デジタル大辞泉
「テーピング」の意味・読み・例文・類語
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テーピング
- 〘 名詞 〙 ( [英語] taping ) 関節、筋肉、靱帯(じんたい)などにテープを巻きつけること。傷害の予防と治療に有効。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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家庭医学館
「テーピング」の解説
てーぴんぐ【テーピング】
絆創膏(ばんそうこう)のような粘着テープなどを使って、四肢(しし)(手足)や躯幹(くかん)(胴体(どうたい))の動きを制限したり、筋肉を圧迫し、けが(外傷、障害)を治療したり、予防したりするのがテーピングです。
使用するテープには、伸縮しないもの、伸縮するもの(エラスティック・テープ)のほか、皮膚を保護するためのアンダーラップなどの種類があって、使用する部位に応じて各種の幅のテープが用意されています。
テーピングは、簡便な医療行為であって、関節の構造、腱(けん)・靱帯(じんたい)・筋肉の走行具合や役目などの解剖の知識のない人が行なうと、かえってけがを発生させることがあります。正しい教育を受けたアスレティックトレーナーなどに行なってもらうことが必要です。
また、自分で自分にテーピングを行なうと、不十分なテーピングになることが多く、危険です。
けがの治療のための固定・圧迫として行なうテーピングは、医師の治療を受けるまでの応急処置として非常に有効です。
ねんざなどの再発防止のため、靱帯の補強や関節の運動方向の制限にテーピングが用いられることもあります。この場合、競技中にテーピングがゆるむと危険なので、緩んだら巻きかえることが必要です。また、競技が終わったらすぐにとることが必要です。
出典 小学館家庭医学館について 情報
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テーピング
taping
関節,筋肉,腱,皮膚,骨などを保護・補強するために,その部位の皮膚に粘着テープを巻く方法。テープの巻き方は,目的,部位などにより異なる。ねんざ,靱帯損傷,肉離れ,腱炎,切創,骨折などの治療,再発防止,予防などを目的とし,広くスポーツ医学の分野で使用されている。正しい知識と方法で行なわないと,外傷の悪化,血行障害,神経の圧迫などを起こす危険性がある。
執筆者:黒田 善雄
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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テーピング
スポーツにおいて傷害を受けた,あるいは傷害を受けそうな筋肉や靱帯(じんたい)を保護・補強・固定するための粘着性の布テープ,またはその方法。アメリカン・フットボールのような肉体を酷使する競技を中心に使われていたものだが,現在では様々なスポーツにおいてアマ,プロを問わず広く使われている。テーピングの効果としては,予想される傷害を未然に防ぐこと,捻挫(ねんざ)した関節部を固定するための応急処置,そして以前に傷害を受けた部位が再び受傷しないようにするための再発予防である。このうち再発予防のテーピングがもっとも使用頻度が高い。
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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