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デュナン デュナン Dunant, Jean Henri

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デュナン
デュナン
Dunant, Jean Henri

[生]1828.5.8. ジュネーブ
[没]1910.10.30. ハイデン
スイスの人道主義者,国際赤十字の創始者。 1859年イタリア統一戦争の際,ソルフェリーノの激戦で多数の負傷者の惨状を見て,その救護にあたった。 62年その体験をまとめて『ソルフェリーノの思い出』 Un souvenir de Solférinoを書き,戦争の際に中立的救護組織の必要なことを世に訴えた。

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デジタル大辞泉の解説

デュナン(Jean Henri Dunant)

[1828~1910]スイスの社会事業家。国際赤十字社の創立者。1864年、赤十字に関するジュネーブ条約を成立させた。1901年、最初のノーベル平和賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

デュナン

赤十字(赤十字社)の創立者。スイスの慈善事業家。1859年イタリア統一戦争で傷病兵の惨状を見聞,その経験をもとに1862年《ソルフェリーノの思い出》を刊行,戦時の中立的救護組織の必要性を訴えた。
→関連項目国際赤十字赤十字条約

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世界大百科事典 第2版の解説

デュナン【Jean Henri Dunant】

1828‐1910
赤十字の創立者。スイスのジュネーブに生まれる。YMCAの世界組織の創設者の一人でもある。大学卒業後,フランス支配下のアルジェリアに赴き開発事業に携わるが,その事業が思わしくなく,1859年,再建交渉のためにパリに行く途上,イタリア統一戦争に遭遇。戦地ソルフェリーノで悲惨な状態にあった傷病者の収容,看護に献身する。この体験をもとに,62年《ソルフェリーノの思い出Un souvenir de Solférino》を出版し,戦場における中立的救護機関設置の必要性を各国各界に訴える。

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大辞林 第三版の解説

デュナン【Jean-Henri Dunant】

1828~1910) スイスの社会事業家。赤十字運動の提唱者。イタリア統一戦争で負傷者の救護活動に当たり、救護機関の設置を提唱。以後赤十字の創設に尽くし、運動を国際的に拡大した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デュナン
でゅなん
Jean Henry Dunant
(1828―1910)

赤十字の創始者。スイスのジュネーブ生まれ。慈悲心に富んだ父母の影響を受けて、青少年期から病人・貧者の救護にあたり、1855年にはYMCAの創設に参加した。
 アフリカの貧困をみてその経済開発を思い立ち、アルジェリアに製粉会社を設立、その水利権を得るため、1858年イタリア統一戦争のため北イタリアに従軍中のナポレオン3世を訪ねる途中、カスティリオーネでソルフェリーノの激戦にあい、多数の負傷者の横たわる惨状をみてその救護活動に参加した。1862年その経験と傷病者救護のための中立的民間国際機構創設の必要を述べた『ソルフェリーノの思い出』を出版。それがヨーロッパ各国に多大の反響をよび、その影響によって1863年国際赤十字が創設され、翌1864年赤十字(ジュネーブ)条約が締結された。1901年、博愛、平和に尽くした功績によって第1回ノーベル平和賞を受賞した。[宮崎繁樹]
『木内利三郎訳『赤十字の誕生――ソルフェリーノの思い出』(1959・白水社) ▽Violet Kelway Libby Henry Dunant;Prophet of Peace (1964, Pageant Press, Inc., New York)』

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世界大百科事典内のデュナンの言及

【赤十字】より

…1996年現在,赤十字加盟国(赤十字国際委員会の承認を受けている国)は170ヵ国である。
[歴史]
 ジュネーブに生まれたJ.H.デュナンは青年実業家として早くから宗教活動や慈善活動に参加していたが,1859年,イタリア統一戦争にさいし,ソルフェリーノの戦場を旅行したとき,多くの戦傷病者が医療を受けられないでいる悲惨さに深い衝撃を受けた。そしてクリミア戦争にさいしてナイチンゲールらが行った救護活動にならい,篤志家を糾合して傷兵の収容と看護につくした。…

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