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デルベント Derbent

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デルベント
Derbent

ロシア南西部,北カフカスダゲスタン共和国の都市。共和国首都マハチカラの南東約 120kmにあり,カスピ海に面する。背後に大カフカス山脈の迫る要害の地であることから,早くも5世紀にペルシア人により要塞が建設された。その後8世紀にアラブ人,13世紀にモンゴル人などに占領され,19世紀初めロシア領となった。6世紀の城壁,8世紀のモスク,中世のキャラバンサライ (隊商宿) などの遺跡が保存されており,要塞を含むこれら古代都市の遺跡群は 2003年世界遺産の文化遺産に登録された。羊毛,食品 (水産加工,果実缶詰,ワイン) などの工業がある。マハチカラとアゼルバイジャンの首都バクーを結ぶ幹線鉄道,ハイウェーが通る。人口 11万9961(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

デルベント【Derbent】

ロシア連邦南西部,北カフカスにあるダゲスタン共和国の中心都市の一つ。カスピ海に臨む。人口8万2000(1992)。5世紀に東ヨーロッパと近東を結ぶ沿岸交通路の要塞として建設される。アラブ,モンゴル,イランなどの侵攻,支配をうけた。1747年デルベント・ハーン国を形成,96年ロシア軍に占領され,1813年併合された。20世紀初頭,カフカス鉄道網の要地となる。1917年の十月革命後の内戦を経て,1920年3月赤軍により解放された。

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