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データ・マイニング データ マイニング

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

データ・マイニング

マーケティング手法の一種で、あるデータ群から潜在的な顧客ニーズ採掘マイニング)する方法。小売店の販売データや電話の通話履歴、クレジットカードの利用履歴など、企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出す。たとえば、スーパーの販売データをデータ・マイニングで分析することで、「雨の日は肉の売上が良い」「ビールを買う客は一緒に紙オムツを買うことが多い」など、売上データだけでは見えなかった商品同士の相関関係を見つけられるようになった。

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知恵蔵の解説

データ・マイニング

データベースに蓄積された膨大なデータの中から価値のある情報を引き出す作業を、鉱山から金や宝石などを採掘する行為に見立てた言葉。単純なデータ検索ではなく、複数のデータベースを連結して3次元以上の要素を持たせ、整列基準や表示範囲を変更するなどして隠れた関連性を見いだす手法が一般的。複数商品の売り上げデータから消費パターンを導き出したり、複数業種の株価推移の中から連動しているものを見つけ出すことなどに利用される。データベースソフトの機能を利用するほか、既存のデータベースを利用してデータ・マイニングを行うビジネスインテリジェンス(BI)ソフトもある。

(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年)

データ・マイニング

企業に日々蓄積される膨大なデータの中から有益な情報(仮説、課題、知見)を統計的手法の適用によって掘り起こすプロセスないしは手法。各種のデータを整理・加工し、それをデータウエアハウスに保管、そこから抽出されたデータを分析にかけ、知見を得るという一連のプロセスが自動化され、繰り返されることが理想。米国では1990年代半ば過ぎから、小売業、メーカー、金融機関などで用いられるようになった。例えば、小売業の場合、カード会員の購買データを用いてデータ・マイニングすることによって、文房具を買うとコーヒーも買うといった併買傾向が把握され、さらに、その顧客層の特性も明らかになる。このように、データ・マイニングでは、そうした傾向の背後にある理論はあまり問題とせず、とにかく実務上有益な関連性の把握や発見に力点が置かれる。

(高橋郁夫 慶應義塾大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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