トゥルン(その他表記)Thurn (-Valsassina), Heinrich Matthias, Graf von

デジタル大辞泉 「トゥルン」の意味・読み・例文・類語

トゥルン(Tulln)

オーストリアの首都ウィーン西部郊外にあるドナウ川沿いの町。画家エゴン=シーレ生地で、美術館ゆかり場所がある。

トゥルン(Trun)

スイス中東部、グラウビュンデン州、スルセルバ地方の村。画家アロイス=カリジェの生地。カリジェが学校民家に描いた壁画が残されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥルン」の意味・わかりやすい解説

トゥルン
Thurn (-Valsassina), Heinrich Matthias, Graf von

[生]1567.2.24. ベーメン,リプニッツ城
[没]1640.1.28. エストニア,ピャルヌ
オーストリアの政治家,軍人プロテスタントに改宗し,対トルコ戦争の功績により,神聖ローマ皇帝ルドルフ2世からカルルシュタイン城伯に封じられたが,1609年には皇帝にベーメン (ボヘミア) における信教の自由を保障する勅書を強要した。 18年ベーメンの反乱が起るとベーメンのプロテスタント貴族を率いてプラハに侵入し,19年にはウィーンに迫ったが敗れハンガリーに逃亡。次いで三十年戦争ではスウェーデン王グスタフ2世のもとでスウェーデン軍司令官に就任。 26年シュレジエンに戦い,33年 A.ワレンシュタインに捕えられたが,のち釈放された。

トゥルン
Tulun

ロシア中東部,東シベリア南部,イルクーツク州都市。州都イルクーツクの北西約 350km,アンガラ川水系イヤ川にのぞみ,シベリア横断鉄道に沿う。製材,木材加工業の中心地で,ガラス工業も立地している。近郊にアゼイスク褐炭田がある。人口5万 3700 (1991推計) 。

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367日誕生日大事典 「トゥルン」の解説

トゥルン

生年月日:1567年2月24日
オーストリアの政治家
1640年没

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