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トウゴロウイワシ トウゴロウイワシ Hypoatherina valenciennei

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トウゴロウイワシ
トウゴロウイワシ
Hypoatherina valenciennei

トウゴロウイワシトウゴロウイワシ科の海水魚。全長 15cm内外。体は細長く長紡錘形。背鰭は二つあり,その間隔は広い。腹鰭は 1棘 5軟条で腹位。側線不完全。肛門は左右の腹鰭の間に開く。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

トウゴロウイワシ【Allanetta bleekeri】

スズキ目トウゴロウイワシ科の海産魚(イラスト)。別名トウゴロイワシ。この科は系統的にはボラやカマスに近く,世界中の温帯・熱帯水域から150種ほどが知られている。トウゴロウイワシは本州中部以南,黒潮流域の沿岸にふつうに見られる。体は細長くて青灰色,体側に銀白色帯が縦走する。頭部の背面と吻端(ふんたん)は黒い。一見イワシに似るが,背びれが前後の2基に分かれ,うろこも硬くはがれにくい。体長15cmに達する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トウゴロウイワシ
とうごろういわし / 藤五郎鰯
[学]Hypoatherina valenciennei

硬骨魚綱トウゴロウイワシ目トウゴロウイワシ科の海水魚。トオゴロイワシともいう。新潟県以南の日本海、青森県以南の太平洋、西太平洋、インド洋に広く分布する。鱗(うろこ)が粗雑で硬く、体に密着して離れないことから、地方によりトンゴロ、カワイワシ、コワイワシなどとよばれる。ボラに近縁であるが、それより細長く、全長16センチメートルの小魚である。体側に1本の広い銀白色帯(ホルマリン固定後は黒色)が縦走し、第1背びれが小さく、胸びれが鰓孔(さいこう)上部の後方に位置し、側線がない。日本から5種が報告されているが、肛門が腹びれの基部と後端の間に開くことで他種と区別できる。日本では6~10月の間、内湾や入り江などに群れをなして泳ぐ。動物性プランクトンを主食とする。ほとんど産業利用価値がない。
 北アメリカのカリフォルニア沿岸に生息する同じ科のグルニオンLeuresthes tenuisは、春から夏にかけて夜間高潮時に砂浜へ群遊し、砂の中に卵を産み付けるので有名である。この卵は10日前後砂の中で発育し、次の高潮のときに孵化(ふか)して海中へ運ばれる。[落合 明・尼岡邦夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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