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トレス トレスTorres, Cosme de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トレス
Torres, Cosme de

[生]1497. バレンシア
[没]元亀1(1570).10.2. 天草,志岐
スペインのイエズス会司祭,日本布教長。トルレスとも読む。インドで F.ザビエルに会い,1548年イエズス会に入会。翌 49年ザビエルとともに来日,ザビエル離日後は布教長として山口を中心に布教にあたり,5年間に武士を含む約 2000名の信者を獲得したが,天文 23 (1554) 年山口内乱のため豊後府内に本拠を移した。「慈悲の所作」のための組 confrariaを組織して救貧事業にあたるとともに,上層部の教化による全国改宗政策をも採用,京都開教に努力した。

トレス
Torres, Luis Váez de

17世紀のポルトガルの航海者。オセアニア開発の先駆者スペイン王フェリペ3世の派遣した探検隊の残した船でオーストラリア東海岸トレス海峡を航行し (1606) ,オーストラリア大陸の最北端ヨーク岬を望見したといわれている。

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百科事典マイペディアの解説

トレス

コロンビアのカトリック神父,社会学者。ボゴタの名門の出身で,神学校で学んだ後,ベルギーで社会学,都市の貧困問題を学び,帰国後,国立大学の社会学部長に就任したが1962年大学紛争で大学を去る。

トレス

スペイン人宣教師,イエズス会士。日本布教長。1549年ザビエルとともに来日,山口,豊後で布教,教会創設50に及ぶ。大村純忠に授洗した。天草志岐で没。

トレス

17世紀初めのスペインの航海者。生没年不詳。南太平洋を探検し,1606年オーストラリアとニューギニアの間のトレス海峡を初めて航行した。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

トレス Torres, Cosme de

トルレス

トレス Torres, Balthazar de

トルレス

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世界大百科事典 第2版の解説

トレス【Camilo Torres Restrepo】

1929‐66
コロンビアのカトリック神父,社会学者。ボゴタの名門の出身で,幼少時より困窮者の救済組織や靴磨き少年の互助会の結成など,社会奉仕に挺身した。ボゴタの神学校で学んだ後,ベルギーのルーバン大学で社会学,特に都市の貧困問題を研究。帰国後,首都の国立大学の礼拝堂付司祭となると同時に,新設の社会学部の学部長に就任した。1962年大学紛争で大学を去り,農事研究所や全国農地改革指導委員会のメンバーとなって,モデル農場の創設や労働者の協同組合の組織化に尽力した。

トレス【Cosme de Torres】

1510‐70
スペイン人イエズス会士。バレンシア生れ。1534年司祭叙階,46年アンボイナ島でザビエルに会い,48年ゴアでイエズス会に入会。翌49年(天文18)ザビエルに同行して来日,ザビエルが去ってから日本布教長として山口に布教した。陶(すえ)氏の乱後,豊後に移り,63年(永禄6)横瀬浦で大村純忠に授洗,口之津,大村,天草の志岐で活動を続けたが,70年(元亀1)過労のため志岐で没した。【井手 勝美】

トレス【Luis Váez de Torres】

17世紀初めころ,太平洋で活躍したスペインの航海者。生没年不詳。オーストラリア大陸北端のヨーク岬とニューギニア島南岸との間の海峡を,1606年初めて航行したことで知られ,この海峡は彼にちなんでトレス海峡と命名された。黄金郷があると信じられた幻の南方大陸探索に向かったキロスの船隊から分かれたトレスが,フィリピンに回航する途上のことであった。残された航海記録によると,彼はオーストラリア大陸北岸を視認していたが,それを海峡に多数存在する島の一つと考え,大陸の一部とは気づかなかったようである。

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367日誕生日大事典の解説

トレス

生年月日:1919年5月5日
ボリビアの軍人,政治家,大統領
1976年没

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世界大百科事典内のトレスの言及

【キリシタン】より

…彼が滞日した2年3ヵ月間の受洗者は約1000名にすぎないが,彼は戦国社会の現実に即応した布教方針のもとに領主層に接近を図り,教理の説明には仏僧の非難を避けて仏教用語の援用をやめ,ラテン語とポルトガル語をそのまま使うことにした。
[布教の進展]
 ザビエルの後継者トレスは山口より豊後府内に本拠を移し,のちイエズス会員となったアルメイダの援助を得て病院等を経営した。布教活動はポルトガル船の定期的来航に伴い西南九州に進展した。…

※「トレス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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