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トレムセン トレムセン Tlemcen

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トレムセン
トレムセン
Tlemcen

アルジェリア北西部の都市。モロッコに接するトレムセン県の県都。標高 807mの湿潤な海岸地帯に位置し,豊かなヘンナヤ平野とマグニア平野をのぞむ好位置にある古来の中心地。4世紀にはポマリア (果樹園) とローマ人に呼ばれ,のちにベルベル人によってアガディル (断崖) と呼ばれていたが,13世紀にはトレムセンと改称されて,イスラム文化と交易の中心地となった。

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デジタル大辞泉の解説

トレムセン(Tlemcen)

アルジェリア北西部の都市。モロッコとの国境に近く、テルアトラス山脈の盆地に位置する。アラビア語タラムサーン。古くから交易の要地として栄え、13世紀から16世紀にかけてマグレブ中部を治めたベルベル人系イスラム教国ザイヤーン朝の首都が置かれた。アリーブンユースフの大モスクマンスールの尖塔、イスラム神秘主義の指導者シディ=ブー=メディヌの霊廟などが残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

トレムセン【Tlemcen】

アルジェリア北西部,テル・アトラス山脈中の盆地にある古都で,同名県の県都。人口10万8000(1987)。アラビア語ではタラムサーンTalamsānアルジェリアとモロッコ,地中海沿岸とサハラを結ぶ要所にあり,古くから商業都市として栄え,13~16世紀ザイヤーン朝の都となった。中世に建築されたモスクが残り,アリー・ブン・ユースフの大モスクやマンスーラミナレットはよく知られている。皮革・羊毛の伝統工芸が盛んで,オリーブの搾油のほか,繊維工業もみられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トレムセン
とれむせん
TlemcenTilimsen

北アフリカ、アルジェリア北西部のテル・アトラス山脈中の盆地にある古都。トレムセン県の県都。人口15万5162(1998)。地中海とサハラ、アルジェリアとモロッコを結ぶ要地に位置し、古くから商業都市として栄え、13~16世紀にはイスラム教国ザイヤーン朝の都となった。中世のモスクが残り、アリ・ベン・ユースの大モスクやマンスーラの尖塔(せんとう)(ミナレット)はよく知られている。皮革、羊毛の伝統工芸が盛んで、オリーブ搾油、繊維などの工場もある。[藤井宏志]

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