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ドナトゥス派 ドナトゥスはDonatists

世界大百科事典 第2版の解説

ドナトゥスは【ドナトゥス派 Donatists】

4世紀に北アフリカで起こったキリスト教の分離派で,ドナトゥスDonatus(355没)が最初の指導者。カルタゴの司教メンスリウスMensuriusの死後,カエキリアヌスCaecilianusが選ばれたが,彼を叙任したフェリクスFelixはディオクレティアヌス帝の迫害のときに裏切り行為があったという理由で,ヌミディアの70人の司教・司祭が反対し,この叙任を無効としてマヨリヌスMajorinusを立てた,という二重選挙があった(312)。

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世界大百科事典内のドナトゥス派の言及

【再臨】より

…しかしその後の教会は制度化をつよめたために中間時的倫理の力動性を失い,その結果第1の来臨と十字架の救いから離れてひたすら再臨を求める異端を生んだといえる。2世紀半ばのモンタヌスの〈神の国〉運動,4世紀末のドナトゥス派の千年王国説,同じく12世紀末のヨアキム・デ・フローリスのそれ,宗教改革時代の再洗礼派,19世紀初めにバプティストから分かれたアドベンティストなどがそれである。第1次大戦後の内村鑑三の再臨運動は,第1と第2の来臨を分離するものではなかったが,中間的制度的な教会を批判する無教会主義を生んだ。…

※「ドナトゥス派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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