ニッパ椰子(読み)ニッパヤシ

大辞林 第三版の解説

ニッパやし【ニッパ椰子】

ヤシ科の常緑低木。インド・太平洋諸島に広く分布。マングローブの林に近接して群生。幹はなく、泥土中をはう根茎から、長さ3~10メートルに達する羽状複葉を直立。果実は大形の集合果で、食用となる。柄を切って得る汁から砂糖・酒を造る。葉は屋根ふき材料とし、また、籠や帽子を編む。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ニッパ‐やし【ニッパ椰子】

〘名〙 ヤシ科の植物。東南アジアおよびオーストラリアの水中の泥湿地帯に生える。幹は直立せず泥中を横にはう。葉は地面から出て叢生し、光沢のある緑色で長さ三~一〇センチメートルの披針形をした羽状葉。雌雄同株肉穂花序は長さ一~二メートルで雌雄別々に直立し、雌花は頭状で大きい。果実黒褐色の扁平な倒卵形で食用、葉は屋根葺きやかご・むしろの材料とされる。花柄から採取した液を飲用とし、また砂糖をつくる。ニッパ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

イグノーベル賞

ノーベル賞のパロディとして、世界中のさまざまな分野の研究の中から「人々を笑わせ、そして考えさせる業績」に対して贈られる賞。「イグノーベル(Ig Nobel)」とは、ノーベル賞創設者アルフレッド・ノーベ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android