ニフティ(読み)にふてぃ(英語表記)Nifty

共同通信ニュース用語解説 「ニフティ」の解説

ニフティ

インターネット接続大手。2016年3月期の売上高は668億円、純利益は6億円。インターネットが普及する前のパソコン通信ニフティサーブ」が熱心なファンに支持されたことで知られる。06年に東京証券取引所第2部に上場したが、富士通株式公開買い付け(TOB)を実施し、今年7月上場廃止となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニフティ」の意味・わかりやすい解説

ニフティ
にふてぃ
Nifty

インターネットサービスプロバイダーISP)事業の@nifty(アットニフティ)を運営している企業。

 富士通と日商岩井(現、双日)の合弁会社として誕生したNIF(エヌアイエフ)が前身。アメリカ最大のパソコン通信サービスであったCompuServeと提携し、1987年(昭和62)にサービスを開始したパソコン通信のNifty SERVE(ニフティ・サーブ)を運営していた。インターネット普及以前のクローズネットワークとしては国内最大のもので、200万人以上の会員が参加していた。その後、1999年(平成11)富士通が全株式を取得し完全子会社にするとともに、富士通が運営していたISPのInfoWeb(インフォウェブ)と合併、同年から、@niftyとして総合的なサービスの提供を開始した。なお、パソコン通信事業はその役割を終えたとの判断でしだいに事業を縮小、2006年(平成18)にすべてのサービスを停止している。

[編集部]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ニフティ」の解説

ニフティ

正式社名「ニフティ株式会社」。英文社名「NIFTY Corporation」。情報・通信業。昭和61年(1986)「株式会社エヌ・アイ・エフ」設立。平成3年(1991)現在の社名に変更本社は東京都新宿区北新宿。富士通子会社。インターネット接続サービス「@nifty」を運営。ウェブ検索は「google」を使用。東京証券取引所第2部上場。証券コード3828。

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