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ネジバナ

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百科事典マイペディアの解説

ネジバナ

モジズリとも。北海道〜九州,東北アジアに分布し,芝生など日当りのよい草地にはえるラン科の多年草。太い根があり,茎は高さ10〜40cm,下半分に広線形の葉を数枚つける。

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世界大百科事典 第2版の解説

ネジバナ【Spiranthes sinensis Ames.var.amoena Hara】

日本全国の低地に最も普通に見られる小型の地生ラン(イラスト)。別名モジズリともいうが,ともにねじれた花序のようすを表す。根茎が短く,太く肥厚した根を束生する。葉は大部分ロゼット状に根生する。4~8月,高さ10~40cmの茎の先に花序を出し,右または左まきのらせん状に花を密につける。花は桃紅色で,唇弁は白色,花被は集合して筒状になる。距はない。日本全国の草地,湿地,崖などに生育し,都市の芝生の中にも多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネジバナ
ねじばな / 捩花
[学]Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M. Bieb.) Hara

ラン科の多年草。根茎は短く、肥厚した根が数本束生する。葉は大部分が根生する。4~8月、高さ10~40センチメートルの花茎の先に毛のある花序をつくり、小花を螺旋(らせん)状に密に並べる。花は紅紫色で唇弁は白色。距(きょ)はない。日本全土の草地や崖(がけ)などに生え、都市の芝生にも多い。基本種ナンゴクネジバナは花序に毛がなく、沖縄、および東南アジア、オーストラリアに広く分布する。名は、花序がねじれることに由来する。
 ネジバナ属は束生する多肉根、ねじれた花序、粉質の花粉塊などで特徴づけられ、熱帯から温帯に約100種分布する。[井上 健]

文化史

江戸時代はモジズリの名でよばれ、『花壇綱目(かだんこうもく)』(1681)や『花壇地錦抄(ちきんしょう)』(1695)に栽培の記録がある。モジズリの名は、『伊勢(いせ)物語』の「みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑに乱れそめにしわれならなくに」などに名のみえる忍捩摺(しのぶもじず)り(忍摺り)にちなみ、忍捩摺りのかすれた細かいもじり模様が、ネジバナの花のねじれて連なる状態に似ていることからつけられた。ネジバナがねじれるのは、つぼみが後ろ側に反転するからで、左巻きと右巻きがある。その比率は地域によって異なる。[湯浅浩史]

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