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ネストル ネストル Nestor

翻訳|Nestor

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネストル
ネストル
Nestor

ギリシア神話の英雄。ネレウスの子で,父の跡を継ぎ,ピュロスの王となり,アポロンから常人の3倍の寿命を与えられ,トロイ戦争ギリシア方の最長老として,息子のアンチロコスとともに 90艘の船団を率いて参加し,アガメムノンメネラオスのよい相談相手として重要な貢献をした。

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ネストル
ネストル
Nestor

[生]1056頃.キエフ
[没]1113.10.27. キエフ
ロシアの修道士,年代記編者。古代ロシア年代記の傑作といわれる『過ぎにし歳月の物語』 Povest' vremennykh let (『原初年代記』) の編纂者とみなされている。

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デジタル大辞泉の解説

ネストル(Nestōr)

ホメロス叙事詩イリアス」「オデュッセイア」の中で活躍するピュロスの王。トロイ遠征軍中の最年長で、さまざまな助言を行う。

ネストル(Nestor)

[1056~1114]ロシアの修道僧。ロシア最古の年代記の編者。

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百科事典マイペディアの解説

ネストル

ギリシア伝説のピュロス王。トロイア遠征軍に参加した英雄のうちの最年長で,ホメロスによって饒舌(じょうぜつ)ながら親切で温和でユーモアのある老人として描かれている。

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世界大百科事典 第2版の解説

ネストル【Nestōr】

ギリシア伝説のピュロス王。高齢の身にもかかわらず,2人の息子とともに90隻の軍船を率いてトロイア戦争に参加,みずからも戦場に出るかたわら,総大将アガメムノンとアキレウスの争いの仲裁に努めるなど,ギリシア軍の最長老として時宜に応じた助言・忠告を与えた。饒舌家で,その話はとかく若い時分の武勇談に傾くきらいはあるものの,だれからも尊敬される老人として,ホメロスの叙事詩に描かれている。歴史時代ペロポネソス半島西部には,ピュロスの名をもつ地が3ヵ所あり,パウサニアス(2世紀)の《ギリシア案内記》メッセニア地方のピュロス(現在のピロス,別名ナバリノより少し北)をネストルの居城地と記しているが,1939年,アメリカの考古学者ブレーゲンC.Blegenが現ピロスの北方約20kmにあるエパノ・エングリアノスの丘に広大なミュケナイ時代の宮殿址を発見し,いまではここがネストルのピュロスと想定されている。

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大辞林 第三版の解説

ネストル【Nestōr】

ギリシャ神話のピュロスの王。老齢ながらトロイ戦争に二人の息子とともに参加、ギリシャ軍の最長老として助言者的役割を果たした。その舌からは蜜よりも甘い言葉が流れ出たという。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネストル
ねすとる
Nestor

ギリシア神話のピロス王。アガメムノンとアキレウスの間を調停するなど、血気盛んな諸将の仲裁役として本領を発揮した。父オデュッセウスの行方を尋ねるテレマコスを歓待して懐旧談を語ったり、おりに触れて2人の息子とともに参戦したトロヤ戦争の自慢話に興ずるなど、人間の三代を生きたお人好しの老将として、ホメロスではかなり好意的に描かれている。親しみやすい人物像のゆえか、アルゴナウタイの遠征やカリドンの猪(いのしし)狩りに参加したなど、後世にはさまざまなエピソードが創作された。[伊藤照夫]

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