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ノースロップ Northrop, John Howard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノースロップ
Northrop, John Howard

[生]1891.7.5. ニューヨーク
[没]1987.5.27. アリゾナ
アメリカの生化学者。 1915年コロンビア大学より学位取得。ロックフェラー研究所医学部門研究員 (1925~62) ,カリフォルニア大学細菌学教授 (49~59) 。第1次世界大戦中にアセトン,エチルアルコールを工業生産するための発酵過程の研究に従事。さらに消化,呼吸など一般的生命過程に不可欠な酵素の研究に向い,ペプシントリプシンなど多くの酵素結晶化,それらの蛋白質としての化学的性質の解明に成功。また 38年にバクテリオファージ単離にも初めて成功した。 46年,J.B.サムナー,W.M.スタンレーとともにノーベル化学賞受賞。

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百科事典マイペディアの解説

ノースロップ

米国の生化学者。コロンビア大学卒。ロックフェラー研究所員を経てカリフォルニア大学教授となる。1930年ペプシンの結晶化に成功。以後トリプシン,キモトリプシンなど多数のタンパク質分解酵素を結晶化した。

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大辞林 第三版の解説

ノースロップ【John Howard Northrop】

1891~1987) アメリカの生化学者。ペプシン・トリプシンなどタンパク質分解酵素の結晶化に成功し、それらがタンパク質であることを証明。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ノースロップ
のーすろっぷ
John Howard Northrop
(1891―1987)

アメリカの生化学者。ニューヨーク州ヨンカーズに生まれる。コロンビア大学で学んだあと、ロックフェラー医学研究所において、1962年に名誉教授として退職するまで研究を続けた。1930年にタンパク分解酵素ペプシンを精製して純粋な結晶にすることに成功、以後トリプシン、キモトリプシンなど一連の酵素を結晶化した。またウイルスの純化、ジフテリア抗毒素の結晶化も行っている。クニッツなどとの共著『結晶化酵素』Crystalline Enzymesを1939年に出版した。1946年、酵素とウイルスタンパクの純粋調製の業績により、W・M・スタンリーとともにノーベル化学賞を受賞(酵素が結晶化されることを発見したJ・B・サムナーとの同時受賞)。[宇佐美正一郎]

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