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ハスノハカズラ Stephania japonica Miers.

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世界大百科事典 第2版の解説

ハスノハカズラ【Stephania japonica Miers.】

海岸近くに生える,ツヅラフジ科の常緑つる性木本(イラスト)。雌雄異株。全体無毛。葉は互生し,広卵形で楯状,裏面は粉白色。7~9月,複散形花序に淡緑色の小さな花をたくさんつける。雄花は萼片6~8枚,花弁3~4枚,6本のおしべは合着し,葯が楯状になっている。雌花では萼片,花弁とも3~4枚でめしべが1本ある。果実はつやのある赤色の核果。本州(東海以西),四国,九州,さらに中国,東南アジアインドヒマラヤにまで分布する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハスノハカズラ
はすのはかずら / 蓮葉葛
[学]Stephania japonica (Thunb.) Miers

ツヅラフジ科の常緑藤本(とうほん)(つる植物)。葉は互生し、盾状につき広卵形、表面は光沢がある。雌雄異株。初夏から秋、葉腋(ようえき)から複散形花序を出し、多数の淡緑色花を開く。雄花は花弁3~4枚、萼片(がくへん)6~8枚、雄しべは6本で合着する。雌花は花弁、萼片ともに3~4枚、仮雄蕊(かゆうずい)はなく、心皮が1枚ある。核果は赤色で目だつ。種子は半月形。海岸近くに生え、中部地方以西の本州、四国、九州、および中国、マレーシア、インド、ヒマラヤに分布する。名は、盾状の葉がハスの葉を思わせるのでいう。根と茎は肺結核の薬として用いられたことがある。[寺林 進]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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