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ハブソウ(波布草) ハブソウCassia torosa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハブソウ(波布草)
ハブソウ
Cassia torosa

マメ科の一年草。中国南部の原産で,日本でも薬用植物として栽培されている。茎は直立して高さ 1mぐらいになる。葉は柄があって互生し,5~6対の偶数羽状複葉で小葉は長楕円形をしている。夏に花柄を頂生し,大型の黄色の花を数個総状につける。マメ科ではあるが蝶形花ではなく,萼は卵円形で5片,5枚の花弁は水平に開出し,大きさがややふぞろい。莢は長さ約 10cmで平たい。タンニン,脂肪などを含む種子は望江南 (ぼうこうなん) と称し,漢方で食中毒や腹痛などに用いるほか,生葉は虫,蛇毒 (ハブ) の解毒に貼布する。本種と同属でアメリカ原産のエビスグサ C. obtusifoliaも薬草として日本でも古くから栽培されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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