コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ハーゼンクレーバー ハーゼンクレーバー Hasenclever, Walter

3件 の用語解説(ハーゼンクレーバーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハーゼンクレーバー
ハーゼンクレーバー
Hasenclever, Walter

[生]1890.7.8. アーヘン
[没]1940.6.21. レミル
ドイツの劇作家。ロンドンローザンヌライプチヒで学び,第1次世界大戦で重傷を負う。世代の抗争をテーマとし,叫びにも似た簡潔な言語,新しい舞台様式などラディカルな傾向をもった戯曲『息子』 Der Sohn (1914) で劇壇にデビューし,以後表現主義運動の中心的存在となった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ハーゼンクレーバー【Walter Hasenclever】

1890‐1940
ドイツの劇作家,詩人。ユダヤ系の衛生顧問官の子としてアーヘンで生まれ,オックスフォード,ローザンヌ,ライプチヒの大学で文学や哲学を学び,第1次大戦に従軍したのち,平和主義者に転じた。暴君的な父親に対する息子の反抗を扱う悲劇《息子》(1914)は,もっとも早い表現主義劇として当時の若い世代に圧倒的な支持を得,反戦劇《アンティゴネ》(1917)をはじめ,《人間》(1918),《決定》(1919),《彼岸》(1920)などをつぎつぎと発表。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハーゼンクレーバー
はーぜんくれーばー
Walter Hasenclever
(1890―1940)

ドイツの劇作家、詩人。アーヘン生まれ。オックスフォード、ローザンヌ両大学で法律を、ライプツィヒ大学で文学史、哲学を学び、またのちに表現主義詩集『人類のたそがれ』を編んだクルト・ピントゥスなどと出会う。第一次世界大戦に志願、負傷して帰還。仏教や神秘主義に傾倒。1933年ヒトラーの政権掌握後フランスに亡命(ビシー政権により強制収容され、ナチに引き渡されるのを恐れて自殺した)。作者自身の家庭環境と同世代全体の体験を反映した悲劇『息子』(1914)は、専制的父親と反抗的息子との葛藤(かっとう)を扱った表現主義演劇の代表作。古典劇に拠(よ)った『アンティゴネー』(1917)は圧政と戦争に苦しむ民衆による国家打倒の必然性を訴えた革命劇。20年代以後はしだいに政治や社会の問題から離れ、機知に富み風刺的な軽喜劇『一見紳士風』(1926)などを書いた。ほかに亡命者の生活を描いた『権利なきものたち』(1940)、詩集『弟子』(1913)などがある。[横塚祥隆]
『舟木重信訳『アンティゴーネ』(『近代劇大系6』所収・1923・同書刊行会)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ハーゼンクレーバーの関連キーワードゼーガーストラーユダヤ暦統一ドイツ影のない女ドイツの小さな町ナクソス島のアリアドネ無口な女ハンガリーとユダヤ人弾圧《ドイツ法学におけるユダヤ人》

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ハーゼンクレーバーの関連情報