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バイオミメティック・ケミストリー ばいおみめてぃっくけみすとりー/せいぶつもほうかがく biomimetic chemistry

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知恵蔵2015の解説

バイオミメティック・ケミストリー

生物が持つ優れた機能を人工の物質、及びそれらの組み合わせで実現しようとする新しい化学の領域。生物模倣化学ともいう。温和な条件で、反応が高度に選択的に進む生体内反応をフラスコ内で実現させるという目標からは、酵素の機能が最も重要な模倣対象になる。ほかに物質の輸送を制御する生体膜、感覚・刺激応答、物質とエネルギーの変換・代謝など、模倣対象になる生物の機能は多々ある。具体的には、酵素に似た物質で、酸素などを運びそれを活性化する金属ポルフィリン錯体、分子認識機能を持つシクロデキストリン、分子を選択分離する高分子膜、感覚器のように働くセンサーなどがある。生命現象の仕組みの解明などの分野で役立っている。

(市村禎二郎 東京工業大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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百科事典マイペディアの解説

バイオミメティック・ケミストリー

酵素の触媒機能,免疫系における分子認識,細胞膜による物質輸送や情報伝達の機能など,生体のすぐれた機能を合成化学的に模倣し,人工系として実現しようとする化学の研究分野。
→関連項目超分子バイオテクノロジー

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