フランス北西部、カルバドス県の都市。人口1万4961(1999)。4世紀以後司教区が置かれた古い町で、大聖堂は大部分が13世紀の建立、ロマネスク・ゴシック様式である。大聖堂の南に建つ旧牧師館には、いわゆる「マティルダ(マティルド)王女の刺しゅう」とされる長さ約70メートルの「バイユー・タペストリー」があり、ノルマン人によるイギリス人征服に関する約70の場面が示されている。第二次世界大戦におけるノルマンディー上陸作戦により、フランスで最初に連合軍に解放(1944年6月8日)された都市としても有名。
[高橋伸夫]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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