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バビアナ Babiana stricta; baboonroot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バビアナ
Babiana stricta; baboonroot

アヤメ科の多年草。南アフリカの原産で,観賞用に栽培し特に春の鉢植として普及している。ホザキアヤメの和名もあるがあまり使われない。葉はアヤメ科としては幅が広く,縦に何条もの筋が目立つ。春に,高さ 20~30cmの毛の多い花茎を出し,穂状に紫色6弁 (外・内花被片各3枚) の花を数個つける。花は平開せず漏斗状に咲き,短い3本のおしべがある。耐寒性は弱いので日本本土では露地の越冬は困難である。

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デジタル大辞泉の解説

バビアナ(〈ラテン〉Babiana)

アヤメ科の球根草。南アフリカ原産。高さ約30センチ。春に、赤・紫・白色などの花をつける。

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世界大百科事典 第2版の解説

バビアナ【baboon‐root】

アヤメ科ホザキアヤメ属Babianaの球根植物。ヒヒのオランダ語Baviaanに由来し,属名および英名はヒヒが本種の球根を好んで食べるためついた。ほとんどが南アフリカに分布し,約30種が知られているが,日本には少種しか導入されていない。形はフリージアなどによく似ているが,やや広葉でずんぐりした生育型で,葉にうぶ毛があるのと,花に鮮やかな青紫色があるのが特徴といえる。秋植えで半耐寒性,切花,鉢物に利用される。

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大辞林 第三版の解説

バビアナ【Babiana】

アヤメ科の秋植え球根植物。南アフリカ原産。葉は剣形。四、五月、高さ20~30センチメートルの花茎を出し、紫色の花を七、八個つける。葉・茎に毛がある。ホザキアヤメ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バビアナ
ばびあな
[学]Babiana stricta Ker-Gawl.

アヤメ科の秋植え球根草。草姿は同じアヤメ科のフリージアに似ており、花形からホザキアヤメともいう。葉は剣状で細長く、縦ひだと密毛がある。4月ころ、高さ20~30センチメートルの花茎を出し、穂状に10~12個の花を上向きにつける。花色は紫色が多く、ほかに赤、白、淡黄白色などがある。南アフリカ原産。鉢植えや切り花用として栽培される。繁殖は分球か実生(みしょう)により、10月ころ、日当り、排水のよい場所に植え、覆土は約5センチメートルとする。中部地方以西では露地栽培も可能であるが、関東地方では霜よけが必要である。夏に葉が枯れてきたら掘り上げ、よく乾燥して貯蔵するか、鉢のまま水をきり、秋まで置く。[平城好明]

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