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バビンスキー反射 バビンスキーはんしゃ

大辞林 第三版の解説

バビンスキーはんしゃ【バビンスキー反射】

病的な反射の一。足の裏の外側を指に向かってこすりあげると、拇指ぼしが甲側に曲がる。他の四本の指が扇のように開くこともある。1896年フランスの神経学者バビンスキー(J. F. F. Babinski1857~1932)が報告。

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世界大百科事典 第2版の解説

バビンスキーはんしゃ【バビンスキー反射 Babinski reflex】

脳,脊髄の錐体路系に出血,炎症,腫瘍等による障害がある患者にみられる病的な足底の皮膚反射で,足底外側部を針のようなもので強くこすると,足の指とくに母指がゆっくりと背側に屈曲する現象をいう(指現象)。このとき,母指以外の指が扇を開くように外転する現象(開扇現象)がみられることがある。錐体路系の障害のために随意的に足の指を背屈できない患者でも,この反射は起こりうる。これに対して健常人では,足底の皮膚に同様な刺激を加えると,足の指は足底に向かって急速に屈曲し,背側に屈曲することはない。

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世界大百科事典内のバビンスキー反射の言及

【片麻痺】より

…歩行時は足先は外へ半円を描きながら進む。麻痺側では病的反射がみられるが,なかでもバビンスキー反射が重要である。すなわち足底の外側を先のとがったものでこすると,母指の異常な背屈と同時にその他の足指が扇形に広がるのが見られる。…

※「バビンスキー反射」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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