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原始反射 げんしはんしゃ

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妊娠・子育て用語辞典の解説

げんしはんしゃ【原始反射】

生まれながらに備わっている反射。刺激に対して赤ちゃんが自分の意志とは関係なく反射程に起こす動きをいいます。モロー反射吸啜反射把握反射などがあります。

出典|母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(愛育病院院長)、子育て編:多田裕(東邦大学医学部名誉教授)
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世界大百科事典 第2版の解説

げんしはんしゃ【原始反射 primitive reflex】

新生児ないし幼児では認められるが,成長とともに消失して,正常な成人ではほとんど認められない各種の反射をいう。原始反射は成人でも脳の広範な領域に病変があると出現するが,とくに前頭葉に病変がある場合によくみられ,前頭葉の影響から反射系が解放された結果出現すると考えられている。しかし,この反射の出現から病変部位を厳密に判定するのは困難である。原始反射には,口とがらし反射吸引反射,把握反射等がある。口とがらし反射は唇のまわりを軽く叩打すると口をすぼめ突き出す反射であり,吸引反射は,唇またはそのまわりを鉛筆などで軽く刺激すると,口でこの鉛筆を追い求めて,それに吸いつく反射である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原始反射
げんしはんしゃ
primitive reflex

新生児反射ともいう。反射とは刺激に対して無意識のうちに反応を起すことをいうが,正常新生児期にしかみられない反射をいう。新生児反射は,生命の維持になくてはならないものが多く,またヒトの進化のうえからみて,サルと同じような反射もあることから,原始反射ともいわれる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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