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バーディーン Bardeen, John

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バーディーン
Bardeen, John

[生]1908.5.23. ウィスコンシン,マジソン
[没]1991.1.30. ボストン
アメリカの物理学者。ウィスコンシン大学を卒業,1936年プリンストン大学で学位を取得。ミネソタ大学を経て,ベル電話研究所に入った (1945) 。イリノイ大学教授 (51) 。ベル電話研究所時代に半導体の研究を行い,トランジスタを発明。 57年BCS理論を完成。 56年 W.ショクリー,W.ブラッテンとともにトランジスタの発明でノーベル物理学賞受賞。 72年,クーパーシュリーファーとともに BCS理論で2度目のノーベル物理学賞を受賞した。

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大辞林 第三版の解説

バーディーン【John Bardeen】

1908~1991) アメリカの物理学者。固体物理を研究。ブラッテン・ショックレーらとともにトランジスタを考案。また、クーパー・シュリファーとともに超伝導の理論を完成した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バーディーン
ばーでぃーん
John Bardeen
(1908―1991)

アメリカの物理学者。ウィスコンシン州マディソン生まれ。ウィスコンシン大学、プリンストン大学で学び、ハーバード大学で金属の電気伝導を研究。1938年ミネソタ大学准教授。第二次世界大戦後ベル電話研究所(後のベル研究所)に入り、半導体や金属の電気伝導、半導体の表面の性質、原子の拡散などを研究。1951年イリノイ大学教授。半導体の研究およびトランジスタの開発の業績で、1956年ショックレー、ブラッテンとともにノーベル物理学賞を受賞。1957年にはクーパーおよびシュリーファーとともに超伝導の理論(BCS理論:Bardeen‐Cooper‐Scherieffer Theory)を提出し、その業績により1972年二度目のノーベル物理学賞をクーパー、シュリーファーとともに受賞した。[藤村 淳]
『中嶋貞雄・生嶋明編『科学研究と産業の発展――固体エレクトロニクスの発展および超伝導の応用を中心として』(1977・国際交流基金) ▽マイケル・リオーダン、リリアン・ホーデスン著、鶴岡雄二、ディーン・マツシゲ訳『電子の巨人たち』上下(1998・ソフトバンク出版事業部) ▽フレデリック・サイツ、ノーマン・アインシュプラッハ著、堂山昌男・北田正弘訳『シリコンの物語――エレクトロニクスと情報革命を担う』(2000・内田老鶴圃)』

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