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パピルス学 パピルスがくpapyrology

翻訳|papyrology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パピルス学
パピルスがく
papyrology

パピルス紙に記された古文献を解読研究する古文書学の一分野で,主としてギリシア語,ラテン語の文献を対象とする。 19世紀以来の大量のパピルス文書の発見によって成立,古典古代の文学や宗教の研究に新しい知見をもたらした。

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世界大百科事典 第2版の解説

パピルスがく【パピルス学 papyrology】

ギリシア語,ラテン語のパピルス文書を研究領域とする学問。ハードな面としてはパピリ(パピルスの複数形)現物の復元処理,原本の判読・校訂,校本の公刊といった技術的・専門的な分野を根幹とし,そのうえにパピルス・テキストを駆使しての古典文献学,古代法,主としてプトレマイオス朝およびローマ時代のエジプト史,キリスト教文献学などのソフト面を含む。古典古代の歴史研究の補助学として,金石学と双璧をなす。19世紀末から20世紀初頭にかけて学問体系として成立したが,その多くをウィルケンUlrich Wilcken(1862‐1944)に負う。

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