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パルス通信 パルスつうしんpulse communication

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パルス通信
パルスつうしん
pulse communication

パルスの振幅 (高さ) 幅,位相 (繰り返しの際に現れる位置) などを,信号に応じて変化させる通信方式。雑音が少ないという特徴をもつ。パルス振幅変調 PAM,パルス幅変調 PWM,パルス位相または位置変調 PPMのほか,パルスの組み合わせにより符号をつくって送るパルス符号変調 PCMなどの変調方式がある。音声,画像などのアナログ信号をパルス変調を用いてデジタル化することにより,コンピュータ・ネットワークを中心にした多重通信の有力な手段となっている。

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デジタル大辞泉の解説

パルス‐つうしん【パルス通信】

パルスを用いた通信。情報をデジタル信号に変換し、このデジタル信号を時間軸上でのパルスの有無で行う。アナログ通信に比べて雑音に強く、音声・画像・計算機出力といった異なった情報を一括統合した通信・交換方式が可能である。

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大辞林 第三版の解説

パルスつうしん【パルス通信】

パルスを搬送波とし、これを信号で変調して行う通信方式。レーダーや多重通信などに用いられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パルス通信
ぱるすつうしん
pulse communication

パルス列を搬送波として用いる通信方式。パルスによって信号を伝達するためには、パルスのパラメーター(パルスの振幅、幅、繰り返し周波数など)を入力信号に従って変化させることにより行う方法と、入力信号をアナログ・デジタル変換してデジタルの符号をパルスの有無に対応させる方法がある。前者はアナログ通信であり、後者はデジタル通信である。
 前者のアナログ通信では入力信号である連続的信号(アナログ入力信号)から一定周期で瞬時の振幅値を取り出し(標本化)、得られたとびとびの振幅値(標本値)によってパルスのパラメーターを変調して伝送する方法がとられており、これをパルス変調といっている。パルスの振幅を変調する方式をPAM(パルス振幅変調pulse amplitude modulation)、幅を変調する方式をPWM(パルス幅変調pulse width modulation)、繰り返し周波数を変調する方式をPFM(パルス周波数変調pulse freguency modulation)という。後者のデジタル通信では、標本化した入力信号を符号化してパルスの有無として変調することからPCM(パルス符号変調pulse code modulation)という。[三木哲也]

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