コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヒメウズ Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino

2件 の用語解説(ヒメウズの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ヒメウズ【Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino】

路傍や田畑のあぜ,竹やぶの縁,石垣の間などに生えるキンポウゲ科多年草イラスト)。長楕円形の塊茎の上部より根生葉と茎を叢生(そうせい)する。根生葉は1回3出複葉で,長い葉柄がある。小葉は3深裂,裂片はさらに3浅裂し,裂片の先は円く,葉の裏は白みをおびる。葉柄の基部は鞘(さや)状に広がって茎を抱く。茎は高さ10~30cm,上部で分枝し,葉柄とともにまばらに軟毛がある。茎葉は根生に似るが小さく,分裂は簡単になり,葉柄は短い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒメウズ
ひめうず / 姫烏頭
[学]Semiaquilegia adoxoides (DC.) Makino

キンポウゲ科の多年草。オダマキ属Aquilegiaとごく近縁で、1属1種。茎は細くて柔らかく、高さ10~40センチメートル。葉は1回3出複葉で、小葉は倒卵形。3~5月、枝分れした茎の先に、径5ミリメートルで淡紅色を帯びた白色花を1個ずつ下向きに開く。花形はオダマキ属に似ており、花弁はよく目だつ萼片(がくへん)の内側にあるが、距(きょ)はきわめて短いので、距が長く、花外に突き出るオダマキ属と区別される。低山や丘陵の林内、林縁に生え、関東地方以西の本州から九州、および朝鮮半島南部、中国に分布する。名は、根の形が烏頭(うず)(トリカブトの中国名)に似ており、かつ、より小形であることに由来する。中国では根を天葵子(てんしょうし)と称して薬用とし、解熱、利尿の効用があるという。[門田裕一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ヒメウズの関連キーワード田畑永代売買禁止令畦火石垣栽培畎畝渡り櫓田疇藪内紹節藪内紹貞石垣木柵障害 (rider on a fence)

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone