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ビネ ビネ Binet, Alfred

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビネ
ビネ
Binet, Alfred

[生]1857.7.8. ニース
[没]1911.10.18. パリ
フランスの心理学者。法律,医学,生物学を専攻後,心理学に関心をもち,パリ大学に H.ボニと協同で心理学実験室を創設。実験心理学,病的心理学,児童心理学に貢献。特に高次精神過程に実験的手法を採用したこと,さらに児童の知能測定について T.シモンと協力しビネ=シモンテストを完成,知能検査の基礎を確立した。

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ビネ
ビネ
Vinet, Alexandre Rodolphe

[生]1797.6.17. ウシー
[没]1847.5.4. クララン
スイスプロテスタント神学者,文芸批評家。 1837~46年ローザンヌ大学教授。ボー州における自由教会設立に努めた。説教集,瞑想集のほか,パスカルや 19世紀フランス文学についての論文がある。

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百科事典マイペディアの解説

ビネ

フランスの心理学者,精神医学者。1894年パリ大学心理学研究所長。1895年T.リボと《心理学年報》発刊。高等精神作用に実験法を適用,1905年T.シモン〔1873-1961〕と子どもの知能の発達度を研究,知能テストの基礎を築いた。
→関連項目精神年齢

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世界大百科事典 第2版の解説

ビネ【Alfred Binet】

1857‐1911
知能テストの創始者として知られているフランスの心理学者。パリ大学で法律学,生物学,医学等を専攻した後,サルペトリエール精神病院で催眠,ヒステリーの研究に従事した。その後,パリ大学生理心理学実験室で,推理,想像,被暗示性などに関する実験心理学的研究に着手し,個人差の解明に貢献する。また彼自身の2人の娘の知的類型をさまざまな実験によって浮彫にするなど,差異心理学の科学的方法への道を切り開いた。これらの研究の中で,無心像思考の存在を強調したが,これは伝統的な思考心理学研究に新風を吹き込むことになった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビネ
びね

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世界大百科事典内のビネの言及

【教育心理学】より

…本書は長い間アメリカの教育心理学の基本テキストとされた。フランスではA.ビネが,19世紀末から20世紀初めにかけて知能検査の創案に結実するような心理学研究を旺盛に展開して教育心理学の成立に寄与し,ソビエトではL.S.ビゴツキーが唯物論の立場に立つ教育心理学の成立と発展に貢献した。全体としてみると,教育心理学は児童心理学,発達心理学,学習心理学などと深くかかわりをもちながら初期の発展をとげた。…

【差異心理学】より

…個人,男女,民族などによる人間の精神的特性や過程の差異について,その特徴や構造を明らかにしようとする心理学の一部門。ビネは,個人間変異と個人内変異を主たる問題とすべきと主張し,また《個人差の心理学》(1900,改訂1911)を著して差異心理学を体系化したシュテルンWilliam Sternは,(1)個人差,集団差,(2)差異を規定する要因,(3)差異の表現方法,を問題にすべきとした。【児玉 憲典】。…

【心理検査】より

…大きく分類すると知能テスト人格検査に分けられ,いずれにも個人法と集団法とがある。 1904年スピアマンが一般知能の考え方を提案し,05年にビネA.BinetとシモンT.Simonが史上最初の知能テストをパリで発表し,同年ユングが言語連想テストを公表した。日本では21年に鈴木治太郎がビネ法による個人知能テストを公表し,渡辺徹,本田観二,栗林宇一により東京全市の学童を対象に22年国民知能検査が実施された。…

【精神年齢】より

…略号MA。これはA.ビネが1908年に知能テストを改訂したさい,初めて用いられた。ビネ式知能テストでは,各年齢に見合う一定数の問題が設定されており,子どもがどの年齢に相当する問題まで合格したかを調べることにより,その精神年齢が求められる。…

【知能テスト】より

…また,作業式知能テストでは,文化的・社会的環境の影響力がかなり取り除かれるため,生得的知能の測定には適しているが,学業の予診的価値については言語式知能テストには及ばない。 知能テストは,最初精神遅滞児の鑑別の必要から,フランスのA.ビネによって1905年に作成された。これは,08年の改訂を経て11年に仕上げられるが,このビネ式知能テストBinet testの特徴は,テスト問題が難易度に応じて年齢別に配列されていることにあり,各人がこのテストで得た結果をその年齢尺度に照らし合わせることにより,精神年齢が算出される。…

【フェティシズム】より


[心理学]
 前述のようにこの分野で用いられるフェティシズムは〈節片淫乱症〉などと訳されることもある,いわゆる性倒錯のことである。これはA.ビネによって最初に記載され,S.フロイト,E.クレペリンらによってその理論的究明が試みられた現象で,一般に,性対象としての異性の身体の一部(毛髪,目,口,鼻,手足など)とか,その人間に関係ある物品(衣服の一部,特に肌着,靴下,ハンカチなど),さらにはその人の属性(能力,態度,気質など)がフェティシズムの対象となり,性欲満足の契機となる場合である。いずれのケースも,部分によって全体を象徴するメトニミー(換喩)もしくはシネクドーク(提喩)的シンボリズムであって,想像力の源である言語能力と切り離すことはできない。…

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