フィットネス(英語表記)fitness

翻訳|fitness

百科事典マイペディアの解説

フィットネス

一般には,人間が日常生活を営むための適性や,意図した行為を実際に行うための適性を表す。スポーツにおけるフィットネスは,広義には世界保健機関(WHO)によって〈身体的,精神的,社会的に完全で良好な状態〉と定義された健康の概念と同義に用いられるが,狭義には体力と同義に用いられる。前者の場合,フィットネスは身体的に良好な状態,自己実現に対する身体運動の貢献,周囲の世界と交流することへの身体運動の貢献,職業適性の維持と向上などと関係し,後者の場合は,病気の予防,老化の遅延,運動機能の改善などと関係している。また,これに関連して,フィットネスの改善や維持をトレーニング目標としたフィットネス・トレーニングと呼ばれるトレーニングもある。1930年代に米国で使われはじめたが,1956年〈青少年の体力・スポーツに関する大統領審議会〉が設立され,これを契機にフィットネスが奨励されるようになった。
→関連項目生涯スポーツ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

フィットネス【fitness】

身体が良好な状態に保たれていること。フィジカルフィットネスphysical fitnessともいう。1930年代ころから使われている言葉であるが,56年にアメリカで〈青少年の体力・スポーツに関する大統領審議会President’s Council on Physical Fitness and Sports〉が設立されたのをきっかけにフィットネスが奨励されるようになった。トリム【青木 高】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

フィットネス【fitness】

健康な生活を営むために必要とされる能力。
健康維持のために行う運動。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

フィットネス

〘名〙 (fitness) 健康。また、健康や体力の維持・向上のために行なうスポーツ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内のフィットネスの言及

【適応戦略】より

…このような見方では生物の形質は一つの適応戦略と理解され,その研究にはゲーム理論最適制御理論のような数学的方法が援用される。そのさい何が最適かをきめるものさしは,その遺伝子型の個体がどれだけ成功した子孫を残せるかであって,これを繁殖成功度reproductive successないし適応度fitnessと呼ぶ。大洋魚類の多くは一度に数十万,数百万のごく小さな卵を産み,渓流魚の多くは数千ないしそれ以下の大型の卵を産む。…

【トリム】より

…1969年には第1回トリム・イン・ヨーロッパ会議が開かれ,73年からは日本も加わった国際会議が隔年開催されている。1991年フランスのボルドーで開催された第12回会議で〈国際トリム・フィットネス生涯スポーツ協議会Trim and Fitness International Sports for all Association(略称TAFISA)〉が正式発足し,翌92年には千葉市で第14回国際会議が開催されている。アメリカではフィットネスphysical fitnessの語がトリムに相当する。…

※「フィットネス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

適応障害

心理社会的なストレスがはっきりと認められ、情緒面や行動面に問題が生じるもの。職場の人間関係、夫婦間の葛藤を始め、親の離婚、子供の自立、失恋、身体疾患など、一過性のものから持続的なものまで、ストレス因子...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

フィットネスの関連情報