フェイト(読み)ふぇいと(その他表記)François Fejtö

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フェイト」の意味・わかりやすい解説

フェイト
ふぇいと
François Fejtö
(1909―2008)

ハンガリー生まれのジャーナリスト歴史家。フランス国籍。1930年代に逮捕投獄を体験。ハンガリーが反コミンテルン枢軸陣営に参加したのちフランスに亡命抵抗運動に加わった。第二次世界大戦後、AFP通信社に入り、東欧問題の専門家として活躍。『人民民主主義の歴史』(1952。邦訳『スターリン時代の東欧』『スターリン以後の東欧』)、『民族社会主義革命』(1956)などの著書がある。

[鈴木ケイ・伊藤高史]

『熊田亨訳『スターリン時代の東欧』(1979・岩波書店)』『熊田亨訳『スターリン以後の東欧』(1990・岩波書店)』

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェイト」の意味・わかりやすい解説

フェイト
Fyt, Jan

[生]1611.3.15. 〈洗礼アントウェルペン
[没]1661.9.11. アントウェルペン
フランドルの画家狩猟動物主題とする作品において,師 F.スネイデルス伝統を受継ぎ発展させた。フランスやイタリアをも訪れたのち,1643年にはアントウェルペンに工房を開く。装飾的ともいえる華麗な画風で,死んだ獣や果実を配した静物画を描いた。主要作品『死せるしぎと鴨』 (1660) 。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「フェイト」の解説

フェイト Feith, Arend Willem

1745-1782 オランダ商館長
マラバル(インド西海岸)のコイラン生まれ。明和2年(1765)長崎出島の商館員として来日。8年から5期10年間,商館長をつとめた。この間江戸参府は6回。中川淳庵,桂川甫周,林子平,鹿児島藩主島津重豪(しげひで)らと交際があった。1782年5月14日帰37歳。

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