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フール fool

翻訳|fool

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フール
fool

イギリスのエリザベス朝演劇に特有な道化役の一つ。中世の万愚節祭の余興として舞台に登場した道化と,中世後期からルネサンス期にかけてヨーロッパの宮廷で王侯貴族にかかえられていた職業的な道化師とが融合したもの。ときには痛烈な批判や風刺によって笑いを提供した。あほうや,まぬけな田舎者のおかしさを強調する「愚かな道化」に対して,「賢い道化」ともいわれる。まだら模様の衣服に鈴のついた帽子と靴,ロバの耳を彫り込んだ錫杖 (しゃくじょう) を手にした姿が伝統的なスタイルであった。

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デジタル大辞泉の解説

フール(fool)

愚か者。ばか者。
だますこと。また、だまされる人。「エープリルフール

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百科事典マイペディアの解説

フール

道化

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大辞林 第三版の解説

フール【fool】

馬鹿。愚か者。 「エープリル--」
中世ヨーロッパの王侯・貴族に抱えられていた道化。宮廷道化師。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フール
ふーる
Fur

アフリカ、スーダン西部のダルフール地域(マーラ山地)に住む集団。山地の段々畑では主として雑穀を栽培し、低地では小麦、ジャガイモ、豆類、果実などをつくる。家畜はウシ、ヤギ、ヒツジ、ニワトリなどが飼われ、また、ロバが重要な輸送手段となっている。溶岩を使い、草で葺(ふ)いた屋根をもつ円錐(えんすい)形の家に住む。出自は父系であるが、妻は結婚後も生家の村に住み続け、夫が妻のもとに通い、子は母親の村で育つため、父系血縁集団は生活共同体としての機能をもちにくい。妻は4人まで認められる。婚資としてウシと布を妻方に支払う。夫と妻はそれぞれ別の畑をもち、経済的には別個の単位となっている。夫は妻と子に経済的援助を与え、妻の畑の手助けをするが、収穫物は夫と妻はそれぞれ自分の穀倉に入れ、各自が別個に消費する。たとえば、夫の友人をもてなすとき、妻が料理を用意するが、その材料は夫の貯蔵分を使う。食事も夫婦は別々で、妻は子といっしょに食べ、夫は男たちの共同食事所で食べる。村は数世帯から数十世帯で構成され、特定父系血縁集団から村長が選ばれる。宗教は17世紀ころからイスラム教で、言語はナイル・サハラ語族に属するフル語である。[板橋作美]

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世界大百科事典内のフールの言及

【道化】より

…語源については,〈童戯〉〈戯気(たわけ)〉〈おどけ〉,斎藤道三(どうさん)の家来の〈道家某〉という名の転訛とするなど,諸説がある。英語のフールfool,フランス語のフーfou,ドイツ語のナルNarrは,愚者,まぬけ,職業的道化師など多様な意味内容をもつ。foolの語源はラテン語のフォリスfollis(〈ふいご〉の意)で,道化の無内容な言葉を〈風〉にたとえたと思われる。…

※「フール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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