コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ブックメーカー bookmaker

翻訳|bookmaker

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブックメーカー
bookmaker

競馬,ドッグレース,サッカー,ボクシングなどのスポーツ競技のほか,選挙やミスワールドの選定などにつき,それらの結果を予想し,それを対象として,不特定多数の客を相手に,現金 (または信用) 取引による賭事行為を業とする私企業。アメリカ,フランス,日本などでは現在許可していないが,イギリスではこの存在が日常生活中に占める比重はかなり高い。たとえば,同国で競馬を対象にした賭け事で動く金額はブックメーカーの手を経たものが,いわゆる馬券によるものの実に 10倍以上に達するといわれる。その場合,業者側が独自の判断で決めた賭け率 (オッズ) を公示して賭ける方法,特定の新聞社が決定した賭け率による方法,または馬券の払戻し金額をそっくり借用する方法など,かなり複雑であり,その選択は客の側にまかされる。なお,ブックメーカーは裁判所などの営業許可を必要とし,売上額 (賭け金) に応じて,定められた比率により課税される。現在イギリスでは,ほとんどその全額が,競馬施行団体に還元,交付されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ブックメーカー

公認の賭け屋。18世紀末に英国の競馬で始まったとされ、英国では1960年に政府が公認した。各社独自の配当倍率を設け、結果が出るまで変動する。サッカーなどスポーツの勝敗だけでなく、最初の得点や退場者の出る時間など、興味を引くものなら何でも賭けの対象にして売り出す。最近は不法サイトも乱立し、日本のJリーグを対象にしたものもある。

(2013-08-17 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

デジタル大辞泉の解説

ブックメーカー(bookmaker)

出版者。編集者。
安易に多くの著作をする人。
スポーツの試合などで、賭博(とばく)行為の胴元

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ブックメーカー【bookmaker】

安易に多くの本を出す人。
競馬の私設馬券屋。のみ屋。イギリスなどでは公認の馬券取扱業者をいう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブックメーカー
ぶっくめーかー
bookmaker

競馬など公認賭博(とばく)で、主催者のほかに、私設の投票券を発売する賭(か)け屋。18世紀の終わりごろイギリスの競馬で始まったもので、略してブッキーbookieともいう。ブックメーカーの賭けの方法は、トータリゼーター・システムとは対照的に、ブックメーカー・システムといわれ、客を相手に的中払戻金の倍率をあらかじめ約束しておき、総売上金や的中した人数には関係なく、約束の倍率で支払う。このシステムは、ブックメーカーにとって大もうけをすることがある反面、大損の危険もある。欧米ではブックメーカーを公認している国が多く、競馬やドッグレースばかりでなく、いろいろなスポーツ試合などを対象に投票券を発売している。日本ではブックメーカーは公認されてなく、ときどき野球の試合などを対象とした闇(やみ)の賭け屋が摘発される。[倉茂貞助]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のブックメーカーの言及

【競馬】より

…連勝式forecastもイギリス,アイルランド,フランス,アメリカ,イタリア,ドイツなど多くの国で用いられ,そのほかイギリス,フランス,アメリカでは重勝式doubleがあり,フランスで有名なものとして3連勝tiercéがあり,イギリスでは宝くじ的な6重勝jack pot,6連勝role upがファンの人気を呼んでいる。イギリスの場合,ブックメーカーと呼ばれる私設の公認馬券取扱い業者の売上げが売上げ全体の93%(1996)を占め,配当については馬券発売時にブックメーカーが客に表示するシステムになっている。ブックメーカーが法的に認められているのはイギリスのほかアイルランド,南アフリカ,ドイツ,イタリア,オーストラリアなどで,フランス,アメリカでは認められない。…

※「ブックメーカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ブックメーカーの関連キーワード勝馬(かちうま)投票券トトカルチョ編集者出版者著作

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

ブックメーカーの関連情報