デジタル大辞泉
「プラズマディスプレー」の意味・読み・例文・類語
プラズマ‐ディスプレー(plasma display)
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百科事典マイペディア
「プラズマディスプレー」の意味・わかりやすい解説
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プラズマディスプレー【plasma display】
プラズマの放電を利用した薄型の画像表示装置。2枚のガラス板の間に封入したネオンなどの希ガスに電圧をかけて紫外線を放出し、蛍光体を発光させることで画像表示を行う。コントラストが高く、応答速度が速く、視野角が広いという特徴を持つ。液晶ディスプレーに比べて大型化が容易なため、大画面のテレビなどに用いられる。◇「plasma display panel」の頭文字から「PDP」ともいう。また、「PDPモニター」ともいう。
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世界大百科事典 第2版
「プラズマディスプレー」の意味・わかりやすい解説
プラズマディスプレー【plasma display】
プラズマディスプレーは,ガラス板上に印刷された透明電極の間に封入されたネオン,アルゴン,キセノンなどの放電ガスより構成され,電極間のガス放電で発光する現象を利用したものである。対向する電極の間にガスのイオン化電圧以上の電圧を加えるとガス放電を生じ,ガスの種類に応じた波長の発光をする。もっともふつうのタイプはネオンガスによるオレンジ色の発光を利用したものである。表示装置としての利用方法は,7セグメント型の数字表示用と,ドットマトリックス型の文字および図形の表示用がある。
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