プラズマディスプレー【plasma display】
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プラズマディスプレー
気体のプラズマ放電による発光現象を利用した薄型の表示装置。ドットごとに2枚の透明電極で区切って中に放電ガスを封入し,電圧を印加してプラズマ放電を行う。一般にネオンガスを封入するため橙色に発光するが,内面に蛍光体を塗ることでカラー表示が可能。特長はコントラストが高い,反応速度が速い,視野が広いなど。近年,大画面の薄型テレビとしてプラズマテレビが急速に普及している。
→関連項目ディスプレー(工学)|テレビ受像機
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プラズマ‐ディスプレー(plasma display)
ネオンガスを封入し、放電によって生じるプラズマの発光を利用した、コンピューターなどの表示装置。ちらつきがなく見やすい。
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プラズマディスプレー【plasma display】
プラズマディスプレーは,ガラス板上に印刷された透明電極の間に封入されたネオン,アルゴン,キセノンなどの放電ガスより構成され,電極間のガス放電で発光する現象を利用したものである。対向する電極の間にガスのイオン化電圧以上の電圧を加えるとガス放電を生じ,ガスの種類に応じた波長の発光をする。もっともふつうのタイプはネオンガスによるオレンジ色の発光を利用したものである。表示装置としての利用方法は,7セグメント型の数字表示用と,ドットマトリックス型の文字および図形の表示用がある。
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