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プレショフ Prešov

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プレショフ
Prešov

ハンガリー語ではエペリェシュ Eperjes。スロバキア東部の都市。コシツェの北約 35kmのトルサ川沿いに位置する。 13世紀中頃からの町で,1374年には自由都市となり,バルト海とバルカン半島とを結ぶ商業交通の要地として栄えた。中世の市場が残るほか,ゴシック,バロック,ロココの各様式の聖堂群,ルネサンス様式の市民の家など,歴史的建築物が多い。鉄道および道路の結節点をなし,第2次世界大戦後のスロバキア工業の開発により急速な発展をとげた。電機,繊維,食品などの工業が盛ん。人口8万 7788 (1991推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

プレショフ(Prešov)

スロバキア東部の都市。同国第3の規模をもつ。コシツェ盆地北部に位置する。機械工業、繊維業のほか製塩業が盛ん。11世紀よりハンガリー王国の領地となり、17世紀に新教徒のための神学校が開設された。旧市街には聖ミクラーシュ教会、旧市庁舎(現在はワイン博物館)などの歴史的建造物が残っている。

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世界大百科事典 第2版の解説

プレショフ【Prešov】

スロバキア東部の中心都市で,スロバキア居住のウクライナ人文化の重要な拠点。ドナウ川の支流トリサTorysa川に臨む。人口9万3000(1996)。コシツェKošiceとともに東スロバキア工業地区の中心を形成し,機械・セメント・食品・木材・衣料工業が盛ん。コシツェにあるシャファーリク大学の教育・哲学部の所在地。合同教会の司教座がある。1200年ころハンガリーからポーランドへ抜ける通商路の要地として興り,1299年に都市の特権を得た。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プレショフ
ぷれしょふ
Preov

スロバキア東部、プレショフ県の県庁所在地。人口9万2786(2001)。コシツェ盆地北端、トリサ川とセクチョウ川の交点に位置する。鉄道の分岐点。市についてのもっとも古い言及は13世紀の文書にみられ、1374年に自由王立都市に認定された。16世紀にはハンガリー王国新教徒の文化的中心地となり、1667年に新教徒の高等教育機関が開設された。繊維、機械、印刷などが主要な工業で、塩の生産地としても知られる。P・J・シャファーリク大学の3学部(コシツェに3学部)とコシツェの技術大学の1学部がある。[木村英明]

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