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プロテア Protea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プロテア
Protea

ヤマモガシ科プロテア属の総称。南アフリカから熱帯アフリカに約 90種が知られ,その大半が南アフリカに分布する。日本へは切り花輸入が盛んで,豪華な花容で人気がある。低木から高木まで多様な姿をもつ常緑樹。葉形も卵円形のものから松葉のような線形の葉まである。枝の頂部につく頭状花序は,きれいな色の総包で彩られるものが多い。キングプロテア P.cynaroidesは花序の直径が 20~30cmにもなり,桃色の総包が大きく展開すると太陽を思わせる。葉は細い葉柄に卵形の葉身がつく。本種は 1976年に南アフリカ共和国の国花に制定されている。ほかにプロテア・グランディケプス P.grandiceps,プロテア・マグニフィカ P.magnifica,プロテア・ネリフォリア P.neriifoliaなどが切り花輸入されている。なお,切り花用の生産はオーストラリアで大規模に行われている。

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デジタル大辞泉の解説

プロテア(〈ラテン〉Protea)

ヤマモガシ科の常緑低木または小高木。南アフリカ原産。花材として用いられる。

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百科事典マイペディアの解説

プロテア

南〜熱帯アフリカ原産のヤマモガシ科の常緑低木または高木で,約75種がある。頭状花を色鮮やかな総苞が包む種が多く,はなはだ観賞価値に富むので,切花ドライフラワーとして利用される。

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世界大百科事典 第2版の解説

プロテア【Protea】

ヤマモガシ科の常緑小高木からなる1属の総称。アフリカの熱帯から南部に分布し,約130種が知られている。多くは頭状に密集した花を枝端につけ,さらに花序が美しい色彩の苞によってとりまかれているので,観賞植物として栽植されたが,耐寒性はあまりない。多湿をきらうので,西日本の暖地でも露地栽培の成績は良好ではない。ドライフラワーとして輸入されてもいる。 プロテア・コンパクタP.compacta R.Br.は学名のように小型で,高さ1~2mほど。

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大辞林 第三版の解説

プロテア【Protea】

ヤマモガシ科プロテア属の総称。南アフリカ原産。常緑の低木または高木。春から夏に枝頂に径約4~20センチメートルの苞に囲まれた頭花をつける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

プロテア
ぷろてあ
[学]Protea

ヤマモガシ科プロテア属の総称。半耐寒性の常緑低木で、葉は革質。花は枝の先端に頭状につき、径4~5センチメートルのものから約20センチメートルの大形種まである。多数の鱗列(りんれつ)する総包の中に長形の花被(かひ)があり、先端に白毛がある。成熟すると花被が縦に割れて堅い雌しべが伸びるが、結実は少ない。外側の包葉は20~100枚に達し、赤紅、暗赤、紫紅、黄、朱橙(しゅとう)、白色などがあり、美しい。5~6月咲きと、8~9月咲きのものがある。南アフリカを中心に約75種分布する。著名品種にコンパクタ、シナロイデスP. cynaroides、グランディセプス、ネリーフォリア、レペンス、スペシオサなどがある。栽培にあたっては、氷点下を避けることと多湿に注意する。[吉次千敏]

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