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プージャー pūjā

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世界大百科事典 第2版の解説

プージャー【pūjā】

ヒンドゥー教における神像礼拝の儀礼。供物を神像に直接ささげ礼拝する儀礼を中核とする。バラモン教の伝統にのっとったヤジュニャyajña,すなわち祭火に供物をささげ神々に犠牲をおくる儀礼を中心にした祭式と対照をなす。日々家庭で水,食物,花などを神像にささげる簡単なものから,寺院や祭りの場で詳細な儀軌にもとづいて祭官が執行するものまで,形式は多様である。基本は賓客のもてなしと同様の方法で神像を供養することで,蜜を混ぜた飲物マドゥパルカを賓客に供する,ベーダ時代の賓客歓待の儀礼に従うのを最善とする(〈プージャー〉の語は,このマドゥパルカを〈混ぜて供する〉を意味するサンスクリット〈プリチpṛc〉を語源としている)。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のプージャーの言及

【インド】より

…また牛などの動物,トゥルシーなどの草木,ガンガー川などの河川やワーラーナシーなどの聖地の崇拝も行われている。儀礼としてはベーダの犠牲祭(ヤジュニャyajña)に代わって供養(プージャーpūjā)が行われ,神々は神像の形で礼拝され,あたかもたいせつな客人のように扱われ,足を洗う水,香華,灯火,穀物などを供えられ,さまざまな供養を受ける。全国的な規模で行われる祭礼には春の祭りホーリーや収穫祭ディーワーリーなどがある。…

【供養】より

…仏,菩薩,諸天(神)などに香華(こうげ),灯明,飲食(おんじき)などの供物(くもつ)を献ずること。サンスクリットのプージャーまたはプージャナーpūjanāの訳。これらの語はもともと〈尊敬〉を意味し,したがって,相手に対する尊敬の念から香華などを捧げるのが供養で,この点,バラモン教でいう,なんらかの報酬を求めあるいは感謝の意を表すために神々に犠牲を捧げる〈供犠(くぎ)〉(ヤジュニャyajña)とはその意味を異にする。…

【ヒンドゥー教】より


[儀礼]
 ヒンドゥー教では偶像崇拝が盛んで,毎朝,川や貯水池などで沐浴してシバ神などの神像を礼拝してから食事をする。ベーダの儀式はヤジュニャといわれるが,ヒンドゥー教の儀式はプージャー(供養)である。ちょうどたいせつな客人を扱うように,神像の座位を水で清め洗足を行い,花やベーテルの葉を供える。…

※「プージャー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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