ヘイトスピーチ対策法(読み)ヘイトスピーチタイサクホウ

デジタル大辞泉 「ヘイトスピーチ対策法」の意味・読み・例文・類語

ヘイトスピーチたいさく‐ほう〔‐ハフ〕【ヘイトスピーチ対策法】

《「本邦外出身者に対する不当な差別的言動解消に向けた取組推進に関する法律」の通称日本に居住している外国出身者やその子孫に対する差別意識を助長・誘発し、地域社会から排除することを扇動するような言動の解消に取り組むことを定めた法律。平成28年(2016)6月施行ヘイトスピーチ解消法ヘイトスピーチ規制法。→ヘイトスピーチ

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共同通信ニュース用語解説 「ヘイトスピーチ対策法」の解説

ヘイトスピーチ対策法

国外出身者とその子孫の排除を扇動する不当な差別的言動は許されないとし、国や地方自治体に解消の取り組みを求めている。法務省は「○○人は殺せ」「祖国へ帰れ」といった文言や人をゴキブリに例える言動などをヘイトとして例示。2016年5月24日に成立し、同6月3日に施行。対策条例や、公的施設の使用を事前に規制できる指針をつくった自治体もあるが、憲法の保障する表現自由との兼ね合いで、規制に至るケースは限定的になっている。

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