ベドーズ(その他表記)Beddoes, Thomas Lovell

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベドーズ」の意味・わかりやすい解説

ベドーズ
Beddoes, Thomas Lovell

[生]1803.6.30. サマセットシャー,クリフトン
[没]1849.1.26. バーゼル
イギリスの詩人。 M.エッジワースの甥。オックスフォード大学卒業後,ドイツのゲッティンゲン大学で医学を学んだ。生涯の大半を大陸で過し,スイスで自殺。3編の韻文物語を集めた『即興詩人』 Improvisatore (1821) ,大学生の殺人事件を扱ったエリザベス朝風の詩劇『花嫁の悲劇』 The Bride's Tragedy (22) を発表後,代表作『死神の滑稽小話』 Death's Gest Book (50) に着手,死にいたるまで推敲を重ねた。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベドーズ」の意味・わかりやすい解説

ベドーズ
べどーず
Thomas Lovell Beddoes
(1803―1849)

イギリスの詩人、劇作家。医者の家に生まれる。オックスフォード大学卒業後ドイツに渡って医学を学んだ。その民主主義的政治思想が危険視され、欧州各地を追われるように放浪し、スイスで右足を切断、翌年自殺した。20年も推敲(すいこう)を重ねた耽美(たんび)的なジェームズ朝風の詩劇『死の笑話集』(1850、没後刊)が代表作。ほかに『即興詩人』(1821)、『花嫁の悲劇』(1822)、数冊の詩集などがある。

[中野里皓史]

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百科事典マイペディア 「ベドーズ」の意味・わかりやすい解説

ベドーズ

英国の詩人。ドイツで生理学,医学を修めた後チューリヒに住む。抒情的天分に恵まれ,詩劇《花嫁の悲劇》(1822年)や《死の小話集》(1850年)で陰惨な世界を描く。死後《詩集》が編まれた。

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